この記事はこんな方のための記事です。
- コスパのよいライトを買いたい
- 水草がしっかり育つライトが知りたい
- しっかり比較して選びたい
魚や水草をきれいに見せるためには「どのライトを使うのか」が重要です。
ライトがよければそれだけでおしゃれな水槽に見せることもできます。
熱帯魚水槽歴13年になる私は、今までにライトを10種類以上買いましたが、その中には失敗だったものもあります。
結局満足できずに買い直しました・・・
現在では、水草や魚がきれいに見えるライトを購入することができましたので、毎日水槽を眺めるのが楽しいです。


そこでこの記事では、ライトの選び方や製品の特徴、コスパのよいおすすめのライトなどをお伝えします。
これがわかれば失敗なくライトを選ぶことができ、きれいな水槽を眺めることができます。
30cm水槽用ライトの選び方

一言で「30cm水槽用ライト」といっても、数が多すぎて何を買えばよいかわかりません。
ここでは、ライトの選び方や比べ方についてお伝えします。
まずは結論からお伝えします。
- 本格的な水草育成には800m(ルーメン)以上の明るさがあるものを選ぶ。
- 「熱帯魚・エビメイン」もしくは「陰性水草メイン」であれば500lm以上あればよい。
「水草育成」と「熱帯魚のみ」では選び方がちがう

ライトを購入する際、「本格的に水草をしっかり育てたい」のか「熱帯魚のみ・陰性水草メイン」なのかによって選び方は異なります。
水草を育成するのであれば、明るさがないと育ちません。
本格的に水草を育成するのであれば、ある程度の明るさがないと育ちません。
一般的に光量が高いほど価格が高い傾向がありますが、こちらはケチらないほうがよいでしょう。
一方「熱帯魚・エビだけ」や「陰性水草中心」であれば、そこまでの明るさは必要なく、価格が安いものでも大丈夫です。
「水草育成」には光量が800lm(ルーメン)以上を選ぶ

ライトの性能を表す数値は主に次の3つです。
- lm(ルーメン):光束→ライトから出る光の量
- k(ケルビン):色温度→光の色を表す
- lx(ルクス):照度→照らされる側の明るさ
この中で重視するのはlm(ルーメン)とk(ケルビン)です。
lm(ルーメン)は、ライトから出る光の量を表す単位です。基本的にはライトを選ぶときにはこちらを重視します。
水草育成用には800lm以上のものをおすすめします。
30cm水槽で800lmあれば赤系水草や前景草でも十分に育てることができます。
k(ケルビン)は色合いを表しています。
ケルビンの数値が高いほど白や青色の寒色の光になり、低いとオレンジのような暖色の光になります。
部屋用のライトでも暖色と寒色のライトがありますよね。

水槽用のライトは白に近いほうがきれいに見えますので、できればk(ケルビン)も高いほうがいいです。
水草育成には「赤と青」の波長が多いものを選ぶ
植物が育つために必要なのは「赤・青の波長の光」であるといわれています。

光の量があっても、赤と青の波長の光がないと水草は育ちませんので、こちらも確認するようにします。
今回紹介しているライトはどれも赤・青の波長が高いものです。
熱帯魚のみの場合はコスパ重視で
水草を育成せず、熱帯魚のみの場合はコスパ重視で考えましょう。
ただし、あまりにも暗いものは熱帯魚の色も映えませんので、ある程度の明るさは必要でしょう。
500lm(ルーメン)程度のものを選べば、暗いと感じることはないでしょう。
熱帯魚のみの場合は、こちらがおすすめです。
30cm水槽用ライトおすすめ5選

ここでは、水草育成におすすめの30cm水槽用ライトをお伝えします。
左から光量が高い順に並んでいますので、価格と光量を見比べて参考にしてください。
ちなみに、必要な光量の目安は下の通りですので参考にしながら選んでください。
- 本格的水草水槽:800lm以上
- 熱帯魚・エビ中心:500lm以上
- 陰性水草中心:500lm以上
各商品・メーカーの比較
| 水草水槽に おすすめ! | 水草水槽に おすすめ! | 熱帯魚のみに おすすめ! | |||
| 名称 | Chihiros LED WRGB2 30![]() | アクロ TRIANGLE LED VIVID 300![]() | アクロ TRIANGLE LED GROW 300![]() | コトブキ工芸 フラットLED HL 3042 | GEX クリアLED POWER III 300![]() |
| メーカー | Chihiros | チャーム | チャーム | コトブキ工芸 | GEX |
| 価格 | 19500円 | 6700円 | 4600円 | 5000円 | 4500円 |
| lm(ルーメン) 光束 | 2300lm | 1150lm | 1000lm | 550m | 500lm |
| k(ケルビン) 色温度 | 記載なし (調光可能のため) | 19500K相当 | 7200K | 8500k | 10000k |
| 消費電力 | 33W | 9.8W | 9.8W | 7W | 9 W |
| 特徴 | ・アプリで時間管理 ・調光機能付き | ・赤青の波長強め ・白色のきれいな光 | ・ワイヤー付き ・赤の波長強め | ・薄型でデザインよし | ・最安値 ・陰性水草には〇 |
| Amazon | 取り扱いなし | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | |
| 楽天 | 楽天で見る | 楽天で見る | 楽天で見る | 楽天で見る | |
| Yahoo!で見る | Yahoo!で見る | Yahoo!で見る | Yahoo!で見る | Yahoo!で見る |
Chihiros(チヒロズ) LED WRGBⅡ 30

Chihiros LED WRGB2 30の特徴はこの通りです。
- 2300lmの圧倒的な光量
- アプリで調光・時間設定ができる
- 価格は高め
このライトの大きな特徴は圧倒的な光の強さです。
「このライトよりも光が強いライトはない」と言い切れるほどです。
本格的にキレイな水草水槽を作りたいのであれば、これをおすすめします。
私も現在60㎝水槽ではChihirosを使っています!

アプリで光の量や色合いを自由に変えることができ、時間設定もできるのでタイマーも必要ありません。


しかし、高性能であるがゆえに価格は高いのが難点です。
・「品質がよく満足!」
・「とにかく明るい!」
・「明るすぎてコケが・・・」
明るすぎるため、そのままの状態で使用するとすぐにコケだらけになってしまうことがあります。
そのため、アプリで80%の光にするなどして調整し、水草の調子が上がってきたら光量を上げていくとキレイに育てることができます。
調光の仕方など、くわしいレビューはこちらの記事にありますのでぜひご覧ください。
価格を問わず、とにかく明るいライトを購入したいという方にはおすすめできる製品です!
![]()
□Chihiros LED WRGB2 30 ブラック RGBライト 調光機能付き 2300lm 熱帯魚 水草 アクアリウム 水槽照明 沖縄別途送料【HLS_DU】 関東当日便
Chihirosについて詳しく知りたい方はこちらをお読みください。
アクロ TRIANGLE LED VIVID 300

アクロシリーズの上位機種「アクロ TRIANGLE LED VIVID 300」です。
特徴は次の通りです。
- 光量の割に価格が安い
- 色温度が高く、白くきれいな光
- 赤青の波長が多く水草育成が簡単に
1160lmという高光量の割に6千円で買えるコスパのよいライトです。
また、VIVIDは色温度の値が高く、白くきれいな光となっています。
調光機能はないものの、しっかりと水草育成もできるので本格的な水草水槽も作ることができます。
私は30㎝キューブでこのライトを使用していますが、水草もしっかり育ちます。


公式サイトでの比較でも、他の製品がやや黄色く見得るのに対し、左上のVIVIDは白くきれいに見えます。
・「GLOWよりも光がキレイです。」
・「水草の調子がよくなりました」
・「おにぎりの形が好みでないかも・・・・」
TRIANGLEの名まえの通り、三角形の独特の形が特徴なので、やや水槽の上で目立ってしまうという口コミもありました。
形が気にならなければ、満足できるライトといえるでしょう。
私は特に気にしないので購入しました。
アクロ TRIANGLE LED GROW 300

熱帯魚やペット用品を扱う通販サイト「チャーム」さんのアクロシリーズです。
アクロ TRIANGLE LED GROW 300の特徴は以下の通りです。
- 光量と価格を考えるとコスパ最強
- リフトアップ用のワイヤーが付いている
- 三角のボディーがやや目立つ
アクアリウムに根強い人気を誇るアクロのトライアングルシリーズです。
赤色の波長が強く、水草育成の能力に優れています。
「トライアングル」の名前の通り、三角形のおにぎりのような形が特徴です。

ワイヤーも付いているため、水槽の上に吊るして使用することができます。
・「ショートヘアーグラスが育っています」
・「コスパ最強で満足!」
・「やや黄色っぽい光だが気にならない」
5000円以下という価格と、1000lmという明るさに満足している口コミがほどんどでした。
若干黄色っぽい光だというコメントがありましたが、気になるほどではなさそうです。
三角形の見た目が気にならなければ、購入してもよい製品です。
トライアングルシリーズは品切れになるほど人気です!
コトブキ工芸 フラットLED HL 3042

「コトブキ工芸 フラットLED HL 3042」の特徴は次の通りです。
- 色温度(K)が高いため、白くきれいな光
- フレームがある水槽でも付けられる
- スイッチでホワイト・ブルー・レッドの切り替え可能
- 成長しやすい水草を育てるならおすすめ
フラットLEDの明るさは550lmで光量も十分です。
色温度が8500Kなので、きれいな白色の光が水槽内を照らしてくれます。
また、スイッチによってブルー・レッドなどの色合いを変えることもできます。
本体も薄く平らなため、水槽の上に置いていても目立たないのが特徴です。
アマゾンや楽天の主な口コミは次の通りです。
・「水草もしっかり育ちます」
・「スタイリッシュなデザインがいいです!」
・「もう少し耐水性がほしいです」
基本的には明るさに満足している口コミが多いです。
耐水性がないのが気になるという口コミがありましたが、基本的にライトに水がかかることは少ないので、気になるほどではなさそうです。
満足しているユーザーが圧倒的に多いです。
GEX クリアLED POWER III 300

「GEX クリアLED POWER III 300」の特徴は次の通りです。
- 紹介する中で最安値
- 500lmなのでやや光量は少なめ
- 熱帯魚やエビがメインの水槽におすすめ
500lmとやや光量が少なめですが、熱帯魚やエビメインの水槽では十分なライトです。
よく熱帯魚ショップでも使用されているのを見かけるため、信頼性は高い製品です。
ユーザーの主な口コミをまとめました。
・「生体メインの水槽にぴったりです。価格も安く満足です!」
・「水草から気泡も出ています」
・「リフトの部分が動かしづらいです。」
魚やエビメインの水槽をお持ちの方がよく使用していることがわかります。難しくない水草であれば育てることも可能です。
リフトの部分がやや動かしづらいという口コミがありましたが、リフトを動かすことは設置する時だけなので、そこまで苦労することもないでしょう。
この方におすすめの30㎝水槽用ライト
ここまで、おすすめの30㎝水槽用ライトを紹介してきましたが、まだ迷っている方も多いと思います。
そこで「こんな方にはこれがおすすめ!」というものを選んでみましたので、参考にしてみてください。
- 本格的な水草水槽を作りたい→Chihiros WRGBⅡ30
- コスパよく水草水槽を作りたい→アクロ TRIANGLE LED VIVID 300
- 魚やエビがメインの水槽→GEX クリアLED POWER III 300
| 水草水槽に おすすめ! | 水草水槽に おすすめ! | 熱帯魚のみに おすすめ! | |||
| 名称 | Chihiros LED WRGB2 30![]() | アクロ TRIANGLE LED VIVID 300![]() | アクロ TRIANGLE LED GROW 300![]() | コトブキ工芸 フラットLED HL 3042 | GEX クリアLED POWER III 300![]() |
| メーカー | Chihiros | チャーム | チャーム | コトブキ工芸 | GEX |
| 価格 | 19500円 | 6700円 | 4600円 | 5000円 | 4500円 |
| lm(ルーメン) 光束 | 2300lm | 1150lm | 1000lm | 550m | 500lm |
| k(ケルビン) 色温度 | 記載なし (調光可能のため) | 19500K相当 | 7200K | 8500k | 10000k |
| 消費電力 | 33W | 9.8W | 9.8W | 7W | 9 W |
| 特徴 | ・アプリで時間管理 ・調光機能付き | ・赤青の波長強め ・白色のきれいな光 | ・ワイヤー付き ・赤の波長強め | ・薄型でデザインよし | ・最安値 ・陰性水草には〇 |
| Amazon | 取り扱いなし | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | |
| 楽天 | 楽天で見る | 楽天で見る | 楽天で見る | 楽天で見る | |
| Yahoo!で見る | Yahoo!で見る | Yahoo!で見る | Yahoo!で見る | Yahoo!で見る |
やはり、水草を育てるのであればChihiros WRGBⅡ30がおすすめです。私も数年間使用していますが、やはり水草の育ち方がかなりいいです。
もし壊れてしまっても、私はリピートしたいと思っているくらい良いのでみなさんにもぜひおすすめします。
![]()
□Chihiros LED WRGB2 30 ブラック RGBライト 調光機能付き 2300lm 熱帯魚 水草 アクアリウム 水槽照明 沖縄別途送料【HLS_DU】 関東当日便
「そこまでお金をかけられないよ」という方には「アクロ TRIANGLE LED VIVID 900」をおすすめします。
魚やエビがメインであれば「GEX クリアLED POWER III 300」がいいでしょう。
価格と光量のバランスがよく操作性も高いのでおすすめです。
まとめ

5つの製品の特徴をお伝えしてきました。
おしゃれできれいな水槽を作るためには、いいライトを選ぶことが欠かせません。
安いライトを選んで失敗してしまうと、満足しないうえに結局買い直すことになってしまいます。
私がそうでした・・・
いいライトを購入すると、きれいな水槽を眺める満足感が毎日続きます。
ぜひ参考にしていただき、楽しいアクアリウムライフをお送りください。
| 水草水槽に おすすめ! | 水草水槽に おすすめ! | 熱帯魚のみに おすすめ! | |||
| 名称 | Chihiros LED WRGB2 30![]() | アクロ TRIANGLE LED VIVID 300![]() | アクロ TRIANGLE LED GROW 300![]() | コトブキ工芸 フラットLED HL 3042 | GEX クリアLED POWER III 300![]() |
| メーカー | Chihiros | チャーム | チャーム | コトブキ工芸 | GEX |
| 価格 | 19500円 | 6700円 | 4600円 | 5000円 | 4500円 |
| lm(ルーメン) 光束 | 2300lm | 1150lm | 1000lm | 550m | 500lm |
| k(ケルビン) 色温度 | 記載なし (調光可能のため) | 19500K相当 | 7200K | 8500k | 10000k |
| 消費電力 | 33W | 9.8W | 9.8W | 7W | 9 W |
| 特徴 | ・アプリで時間管理 ・調光機能付き | ・赤青の波長強め ・白色のきれいな光 | ・ワイヤー付き ・赤の波長強め | ・薄型でデザインよし | ・最安値 ・陰性水草には〇 |
| Amazon | 取り扱いなし | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | |
| 楽天 | 楽天で見る | 楽天で見る | 楽天で見る | 楽天で見る | |
| Yahoo!で見る | Yahoo!で見る | Yahoo!で見る | Yahoo!で見る | Yahoo!で見る |












