水草育成

「魚なし水草水槽」の作り方について解説!メリット・デメリットや注意点などを知ってきれいな水槽を作ろう!

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この記事はこんな方のための記事です。

  • きれいな水草水槽を部屋に置きたい
  • 魚なしの水草水槽が可能なのか知りたい
  • 魚なしの水草水槽に必要なものや、作り方をくわしく知りたい

水槽の中に水草を入れ、自然観を演出するのが水草水槽です。

色鮮やかな水草がゆらゆらと揺れているのを見ると、心が安らぎます。

熱帯魚・水草水槽歴12年以上になる私も、毎日水草水槽を眺めて癒されています。

通常、水草水槽は熱帯魚と一緒に管理することがほとんどです。

しかし中には「魚を飼うのは大変そう」「水草だけでいいんだけど」と考える方もいるのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、魚なし水草水槽はできます。

ただし、デメリットもありますので、くわしくお伝えします。

この記事では「魚なし」の水草水槽で気を付けなければいけないことや、「魚あり」の水草水槽との違いを詳しく解説していきます。

この記事を読めば、毎日きれいな水草水槽を眺める時間を手に入れることができますよ。

「魚あり」の水草水槽のメリット・デメリット

まずは「魚あり」の水草水槽のメリットやデメリットについて解説していきます。

そのほうが「魚なし」との違いがよくわかるためです。

この記事での「魚」は、熱帯魚を想定しています。

「魚あり」水草水槽のメリット

魚やエビを水草水槽に入れるメリットは大きく分けると3つです。

  • きれいな魚の色合いで水草水槽がさらに美しくなる。
  • 魚やエビがコケを食べてくれる
  • 栄養素が整い、水草育成がしやすくなる。

きれいな色合いで水草水槽が美しくなる

水草の水槽はきれいですが、色合いで言うとどうしても、緑と赤だけになってしまいがちです。

それに比べ、熱帯魚は、青・赤・黄・オレンジなどカラーバリエーションが豊富です。

きれいな色合いの魚が水槽の中にいると、水草の色が際立ち、さらにきれいに見えます。

「どの色の熱帯魚を入れようか」と考えるのも楽しいですし、水草水槽だけよりも「動き」があるので、より水槽を楽しむことができます。

魚やエビがコケを食べてくれる

水草水槽を管理していくうえで、最もやっかいなのが「コケ」です。

コケがあることで汚く見えてしまいますし、水草にまとわりついてしまうと、水草が育たずに枯れてしまうこともあります。

その時に、役に立つのがメンテナンスフィッシュ(コケを食べてくれる魚やエビ)です。

こちらを数匹入れておけば、勝手にコケを減らしてくれますし、水草も生き生きと育ってくれます。

代表的なコケ取りの魚・エビは次の通りです。

  • ヤマトヌマエビ
  • ミナミヌマエビ
  • オトシンクルス

きれいな水草水槽を管理している方のほとんどは、このメンテナンスフィッシュを入れています。

それほど重要な存在といえます。

コケ取りの魚やエビについてくわしく知りたい方は≫こちら≪をご覧ください。

栄養素が整い、水草育成がしやすくなる。

水草に限らず、植物が育つために必要な栄養素があります。それは「窒素・リン・カリウム」です。

これらが1つでも足りなくなってしまうと、水草はうまく育ちません。

水草がどこからその栄養素を吸収しているのかというと次の通りです。

水草が育つための栄養素

窒素:魚のフンなどから出るものを吸収する。

リン:魚のエサから出たものを吸収する。

カリウム:水草用のソイル(土)などから吸収する。

カリウムはやや不足しがちなので添加することもありますが、窒素・リンに関して言えば、熱帯魚を飼っている限りそこまで不足することはありません。

そのため「熱帯魚を飼うことで水草の育成が促進される」という一面もあるのです。

ここまで「魚あり水草水槽」のメリットをお伝えしましたが、もちろん、魚を入れるデメリットもあります。

「魚あり」水草水槽のデメリット

魚を入れた時のデメリットは次の通りです。

  • 水の汚れが早くなる
  • 魚の健康状態にも気を配る必要がある

水の汚れが早くなる

魚を入れると、エサの食べ残しやフンなどで水が汚れていきます。

先ほどお伝えした通り、少量であれば水草が吸収してくれるのですが、魚が大量にいると吸収しきれなくなります。

水草だけを入れた時よりも、水を交換する頻度を上げたり、ろ過能力の強いフィルターにする必要があります。

ろ過能力が最強のおすすめフィルターについては下からご覧ください。

魚の体調管理にも気を配る必要がある

「魚あり」の水草水槽では、水草と魚の両方の状態を管理しなくてはいけません。

例えば、水草の調子を上げたい・コケを減らしたいからといって「水槽の水を大量に入れ替える」といったことはできません。

水を大量に換えると魚にとってストレスを感じて弱ってしまうことがあるからです。

両方に気を遣いながら管理をするのは難しいですが、水草のみであれば、そこだけに注力することができます。

「魚なし」水草水槽のメリット・デメリット

「魚なし」水草水槽のメリット・デメリットについて解説します。

ここまで「魚あり」水草水槽について説明してきましたので、およそお分かりになってきたと思います。

「魚なし」水草水槽のメリット

  • 水が汚れにくい
  • 水草の成長だけに集中することができる

水が汚れにくい

魚やエビなどを入れなければ、水が汚れることはほとんどありません

そのため、水槽の底にエサやフンなどが残ることがなく、掃除の手間も少なくなります。

魚ありの水槽では、基本的に「週に1回、水槽の1/3」の水を換えます。

しかし、水草だけの場合は、さらに水替えの頻度を減らしても、汚れとしては問題ないでしょう。

フィルターのろ過能力によって、水替えの頻度は異なります。

水草の成長だけに集中することができる

水草を育てるためには、次の条件に気を付けなければいけません。

  • 照明(ライト)の強さや点灯時間
  • 二酸化炭素(Co2)を添加する量

照明は1日に7~10時間程度つけていないと、水草は光合成をすることができません。

時にはコケが増えてしまって、照明を点けずにいなければいけません。

もし、熱帯魚がいた場合、真っ暗にしている時間が長いとストレスになります。

しかし、魚がいなければ照明の点灯時間が長くても短くても気にすることはありません。

水草の調子だけを見て、魚に関係なく照明の点灯時間を調整できるのは1つのメリットといえます。

魚なしの水草水槽に必要なもの

では、ここからは「魚なしの水草水槽」を作るために必要なものをお伝えします。

準備するものは基本的に「魚ありの水草水槽」と変わりませんが、初めて作る方もいらっしゃると思いますので解説していきます。

  • ガラス水槽
  • 水草育成用の照明
  • 二酸化炭素の添加セット
  • ソイル(栄養のある水草用の土)

ガラス水槽

おしゃれな水草水槽を作るためには、ガラス水槽が必要です。特に、フチがない水槽を使用することで、きれいな水槽を作ることができます。

初めての方は小さい水槽からスタートしたくなりますが、大きい水槽のほうが水質の変化が少ないため、おすすめです。

できれば45㎝以上の水槽のほうが見栄えもよく、おすすめです。

水草育成用の照明

水草を育成するのであれば、最も重要なのが照明(ライト)です。

光が弱い照明だと、どれだけ頑張っても、水草はきれいに育ちません。

ここはかなり初期費用がかかるところですが、ここをケチってしまうと、すべてが台無しになってしまいます。

「照明は最も重要」これは覚えておいてください。

おすすめのライトはこちらからご覧ください。

二酸化炭素の添加セット

水草も植物なので、光合成には二酸化炭素(Co2)が必要です。

空気中からも水に溶けこみますが、それだけでは足りません。

二酸化炭素を炭化するセットを使用することで、水草が生き生きと育ちます。

Co2ってなんだか難しそうで・・・

という方もいらっしゃいます。私もそうでした。

しかし「二酸化炭素なしで育てるほうが難しい」です。

二酸化炭素なしでうまく育てられる人はほぼいません。

初心者だからこそ、二酸化炭素を添加することで簡単に育てることができます。

初心者の方におすすめする添加方法は≫こちら≪をご覧ください。

ソイル(栄養のある水草用の土)

水草を育成するためには栄養素が必要です。その栄養素をバランスよく与えてくれるのがソイル(土)です。

ソイルは土を小さく固めたもので、水草育成では必ずと言っていいほど使用されているものです。

これを使用していると、水草が育ちやすい水質に調整してくれるので助かります。

水草がきれいに育つソイルについては≫こちら≪で詳しく解説していますのでご覧ください。

魚なしの水草水槽を作る手順

魚なしの水草水槽を作るには、基本的には魚ありの水草水槽と変わりありません。

ここでは、初心者の方にも簡単にできる水草水槽作成の方法「ミスト式」を紹介します。

細かな手順については、≫こちら≪の記事で詳しく説明していますので、ご覧ください。このような水草水槽を作ることができます。

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「魚なし」水草水槽の注意点

「魚なし」水草水槽では、通常の水草水槽と違い気を付けなければいけないことがあります。

特に「水草の栄養素不足」と「コケ対策」です。

水草の栄養素不足

先ほども述べましたが、水草には「窒素・リン・カリウム」が必要です。しかし、魚なしの場合、窒素とリンが不足する可能性があります。

そのために、栄養を自分で添加し、バランスを調整する必要があります。

例えば、水草育成に用いられている「メネデール」などを使用するとよいでしょう。

量を間違えてしまうと、コケだらけになる恐れがありますので、様子を見ながら添加していきましょう。

コケを自分でこまめに取る

魚を入れない場合、水草やガラス面についたコケを自分で取ることが大切です。

水草についてしまった場合は、ハサミで切って取り除いたり、ガラス面についたコケはスクレーパーで取るのがおすすめです。

ガラス面についたコケを取るのにおすすめな、コスパ最強スクレーパーはこちらをご覧ください。

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まとめ:「魚なし」より「少しだけ入れる」ほうが楽

ここまで、「魚あり」と「魚なし」水草水槽のメリット・デメリットをお伝えしてきました。

ここで、改めて私の考えをお伝えすると「魚なし」ではなく「ちょとだけ入れる」ほうが楽だということです。

魚・エビを入れるメリット

・コケを勝手に減らしてくれる。
・水草が育つための栄養素がエサやフンなどから補給される。

少しだけであれば、水の汚れも少なくて済みますし、栄養素もある程度補給されます。また、自分で掃除をしなくてもコケを取ってくれます。

少なくとも、ヤマトヌマエビなどコケを取ってくれる生き物だけは入れることをおすすめします。

魚あり・魚なし、どちらにしても水草水槽は見るだけで癒される最高のインテリアとなります。ぜひ、これを機会に試してみてください。

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