初心者のための熱帯魚・水草育成ブログ

ウィローモスの育て方・活着のさせ方を解説! 茶色くなる時の対処法も紹介

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この記事はこんな方のための記事です。

  • ウィローモスをレイアウトに使ってみたい
  • ウィローモスがうまく活着しなくて困っている
  • すぐに茶色く枯れてしまう

ウィローモスは、水草水槽のレイアウトでよく使われている人気の水草です。

光量が少なく、CO2を添加しなくてもよい「陰性水草」なので、比較的簡単に育てることができます。

しかし、初心者の方の中には「どうやってレイアウトに使うのかわからない」「流木や石に活着せずに、枯れてしまう」などの悩みがある方も多いのではないでしょうか。

私も初めてウィローモスを使ったときに困ったことがあります。

水草水槽歴13年の私は、今までの失敗からウィローモスの育て方が少しずつ分かってきたので、現在では好きな水草の1つになっています。

そこでこの記事では、初めてウィローモスを使用する方のために、うまく育てるための方法や失敗しやすいポイントなどをお伝えします。

この記事を読めば、ウィローモスを育てるのが楽しくなりますよ。

タップできる目次

ウィローモスを育てられる条件は?

まず、ウィローモスがどのような水草なのかを簡単に紹介しておきます。

いくら比較的強い水草だといっても、あまりにも環境が悪い場合にはうまく育てることができません。

まずは、現在のご自宅の水槽がウィローモスを育てられる環境なのかを確認しておきましょう。

ウィローモスの基本情報

ウィローモスは温帯〜熱帯の川や湖沼に生息する水生コケの仲間で、流木や岩などに活着する性質を持ちます。

育成に必要な基本情報は次の通りです。

適正水温20〜26℃
水質弱酸性〜中性(幅広く対応)
光量低光量でOK
CO2添加なしでも育つ(あると成長が早い)
難易度初心者向け

CO2なし・低光量でも育つので、初めて水草を育てる方にもおすすめです。

ただし、水温が28℃を超えると育ちが悪くなることがあります。夏場の高水温には注意が必要です。

ウィローモスを育てるために必要な条件

ウィローモスは「陰性水草」の仲間で、流木や石にくっついて育つため土は必要ありません。

ただし、いくつかの環境条件を整えることで、より健康にきれいに育てることができます。

必要な光量

ウィローモスは低光量でも育てられますが、やはり植物なのである程度の光があった方がよく育ちます。

一般的に水草を育てるために必要な光量の目安は次の通りです。

陰性水草メイン(ウィローモスなど)
本格的な水草水槽
30㎝水槽500lm800lm
45cm水槽1,000lm2,000lm
60cm水槽1,200lm2,500lm
90cmスリム水槽1,500lm3,000lm
90cm水槽2,500lm5,000lm

できれば水草育成用のライトを使うと、さらにたくさんの種類の水草も育てられるのでおすすめです。

私が使用しているおすすめのライトはこちらです。

CO2はなくてもいい

ウィローモスはCO2がなくても問題なく育てることができます。

ただしCO2を添加するほうが成長も早くなりますし、育てやすくはなります。

CO2があると、他の水草もキレイに育てることができますすので、水草水槽を作りたいならあったほうが便利です。

CO2添加の方法についてはこちらの記事でくわしく解説しています。

水温は26度程度がよく育つ

ウィローモスが育つ水温の範囲は18〜30℃といわれています。

ただし他の水草と同様に、25〜26℃前後が一番よく育つ印象です。

夏の高水温対策についてはこちらの記事でくわしく解説しています。

ウィローモスを活着させる方法

ウィローモスは、ソイル(土)に植えるのではなく、石や流木に活着させて育てます。

活着ってどういう意味?

水草が流木や石に自分でくっついて育つことです。

コケが岩にくっついて育つイメージだと分かりやすいかもしれません。

しかし、自分で固定してくっつくまでには少し時間がかかるため、それまでの間は人工的にくっつけておく必要があります。

具体的には次のような方法があります。

  • 糸で巻き付けて活着させる
  • ミスト式で水を張る前に活着させる
  • 水草用の接着剤で活着させる

くわしくお伝えしていきます。

糸で巻き付けて活着させる

最もよく使われる方法が、ウィローモスを糸などで流木などに巻き付けておく方法です。

この方法は一番シンプルですが、外れてしまう心配もないのでおすすめの方法です。

糸は通常の裁縫用の糸でもかまいませんし、専用のモスラインというものもあります。

専用の糸は少し伸びるため巻きやすいというメリットがあります。

私はモスラインを使用していますが、実際のところはどちらでも構わないと思っています。

ウィローモスが自分で活着したと思ったら、糸を切って外してしまうとよいでしょう。

ミスト式で水を張る前に活着させる

ミスト式とは、水を入れる前に水草を育てる方法のことです。

霧吹きをして水槽にラップを掛け、湿度が高い状態にすることで水草も枯れずに育てることができます。

この方法のよいところは、コケが生えたり水草が抜けてしまったりする心配がないことです。

まず、流木に軽く霧吹きをしてから、細かく切ったウィローモスを載せていきます。

水は張らないので、このまま2~3週間程度待てば少しずつ活着していきます。

細かく切らなくても、少量を流木においたり巻き付けておいたりするだけでもある程度は活着します。

水を入れないので流されてしまう心配がなく活着しやすいので、ぜひ試してみてください。

ただし、デメリットとしては乾燥しやすいことです。ウィローモスは乾燥には弱いので、毎日忘れずに霧吹きをして湿気がある状態にしてください。

ラップを巻き付けて保湿する方もいらっしゃいますよ。私も試しましたが毎回外すのが面倒でやめてしまいました。霧吹きの回数を増やす方が現実的だと感じています。

もし調子が悪くなってしまったら、水を入れてあげればまた復活してきます。

ミスト式の育て方についてはこちらの記事もぜひご覧ください。

水草用の接着剤で活着させる

水草用の接着剤でモスを活着させる方法もあります。

ただ、こちらはちょっと難しいところもあるため、あまりおすすめしません

私が何回か試してみたけれどうまく行かなかったんです。

接着剤を多くつけすぎてしまうと茶色く枯れてしまうことが多く、かといって少ししか付けないと流木とウィローモスの間が空いてスカスカになってしまって・・・

この方法でもある程度は育つのですが、素直に糸などで巻き付ける方法の方が成功率は高いように感じています。

ウィローモスを活着させるときの注意点

失敗が少なくきれいに活着させるための注意点についてお伝えします。

薄く巻く

活着させるときは、できるだけ薄く広げて巻くことが大切です。

ウィローモスをあまり厚く巻きすぎてしまうと、中の部分に光が当たらず茶色くなったり枯れてしまったりすることがあります。

流木が見えるくらいの薄さで巻いてあげるとよいでしょう。

私も厚く巻きすぎてしまって失敗したことがあります。薄く広げることが大切だと実感しました。

焦って糸を早く取りすぎない

活着するまでには時間がかかります。焦りは禁物です。

ウィローモスは、しっかりと活着するまでに3週間から1ヶ月くらいはかかります。

「もう活着したかな?」と焦って自分で引っ張ってしまったり、糸を取り除いてしまったりすると、せっかく活着してきているのに剥がれてしまうことがあります。

完全に活着して絶対に大丈夫という状態になるまでは、焦って糸を外さないようにしてください。

活着しているかどうかは、軽く糸を切ってみてモスが剥がれなければ活着完了のサインです。

流木を使ったレイアウトについては、こちらの記事もぜひご覧ください。

ウィローモスが茶色くなった時の対処法

ウィローモスは育てていると、茶色く変色してしまうことがあります。

茶色くなってきた・・・もうダメかもしれない・・・

実際には、ウィローモスは強い水草なのでそこからでも復活することが多いです。

ただ、茶色くなる原因が分かっていないとさらに弱ってしまうこともありますので、原因を確認して対策していきましょう。

ウィローモスが茶色くなる原因

茶色くなる原因はいくつかあります。まず原因を特定することが大切です。

  • 茶ゴケが付着している
  • 光が行き届いていない
  • 適温ではない
  • 水質が悪化している

茶ゴケの発生

茶色くなる原因として意外と多いのが茶ゴケの付着です。

水槽を立ち上げるときによくあるのが、茶ゴケが付着しているというパターンです。

こちらはウィローモスが枯れているのではないので、茶ゴケを取り除いてあげればきれいになります。

歯ブラシなどでなでるように取り除いてもよいですし、コケを食べるヤマトヌマエビを入れるのも有効です。

私はいつもヤマトヌマエビを入れてきれいにしてもらっています。手がかからないのでおすすめですよ。

コケ取り生体についてはこちらの記事でくわしく解説しています。

光が行き届いていない

光が届かずに茶色くなってしまうこともあります。

とはいえ、ウィローモスはそこまで多くの光を要求しない水草なので、ある程度の明るさがあれば茶色くなってしまうということはないでしょう。

一般的なライトを使用していればそこまで光量不足にはならないと思います。

よほど陰になっているところか、厚すぎて内側になってしまっているということがなければ大丈夫でしょう。

この場合の対処法としては、ライトを明るめのものに替えてみることや、まわりの水草などをトリミングして光がある程度当たるようにしてあげるのがよいと思います。

水温の低下

水温が低下してしまい茶色く枯れてしまうこともあります。

一般的には水温が18℃よりも低くなるとウィローモスは育ちません。冬場には必ずヒーターを入れて、水温が25℃程度になるようにしましょう。

意外と気づかないうちにヒーターが故障していて、水温が上がり切っていないということもあります。水温を自分で設定できるタイプのものは少し水温を高めに設定しておくこともできるので安心です。

私はこちらのヒーターを使用しています。

水質の悪化

水質の悪化もウィローモスが茶色くなる原因のひとつです。

ウィローモスは根ではなく茎や葉から養分を吸収しますので、水質の影響を受けやすいように感じます。

例えばアルカリ性に傾いているときにはやはり育ちづらいように思います。

そのため、弱酸性の軟水をキープできるように、ソイルをレイアウトに使用したり軟水化できるろ材を入れるなどして、水質を整えてあげるとよいでしょう。

また、水が汚れすぎていることは水草や熱帯魚にとって害があります。

底床の汚れを吸い出したり、フィルターの汚れを取り除いたりして水をきれいに保つことが必要です。

成長が早い他の水草を入れても水の浄化作用がありますのでそれもよいでしょう。

具体的にはマツモアナカリスなどは成長が早く水の汚れも吸収しやすいのでおすすめです。

マツモやアナカリスについてはこちらの記事でくわしく解説しています。

モスの種類と選び方

今回紹介したのはウィローモスですが、「モス」の種類は他にもあります。

参考までに、それぞれの特徴についてもお伝えします。

代表的な5種類の特徴

アクアリウムでよく使われるモスの種類は主に以下の5つです。それぞれ見た目や特徴が異なるので、作りたいレイアウトに合わせて選ぶとよいでしょう。

ウィローモス(通常)

最もよく流通している定番のモスです。どんな環境でも育てやすく、活着力も強いため初心者の方に一番おすすめです。価格も安く手に入れやすいのも魅力です。

個人的にも一番よく使うのが通常のウィローモスです。まずはここから始めることをおすすめします。

南米ウィローモス

葉が三角形に展開するのが特徴で、通常のウィローモスよりも美しいレイアウトが作れます。ただし成長がやや遅く、CO2添加があるとより美しく育ちます。

プレミアムモス

通常のウィローモスより葉が細かく、繊細な印象のレイアウトを作ることができます。

密度が高く育つため、ボリュームのある茂みを作りたい方におすすめです。

クリスマスモス

クリスマスツリーのような形に展開するのが特徴の美しいモスです。葉が規則正しく並ぶため、他のモスとは一線を画す独特の雰囲気を演出できます。ただし通常のウィローモスよりも育成難易度がやや高めです。

ウォーターフェザー

羽毛のようなふわふわとした見た目が特徴のモスです。

水流がある場所でたなびく様子がとても美しく、独特の雰囲気を演出できます。ただし水温が高いと育ちにくいため、水温管理が重要です。

価格帯の目安・どこで買える?

モスはアクアショップや通販で手軽に購入することができます。価格の目安も確認しておきましょう。

アクアショップや通販(チャームなど)で購入できます。ホームセンターのペットコーナーでも取り扱っていることがあります。

価格の目安はひとつかみ程度で300〜600円程度が相場です。

通販は種類が豊富で価格も比較しやすいのでおすすめです。

まとめ

ここまでをまとめます。

  • ウィローモスは初心者でも育てやすい水草
  • 強いライト、CO2の必要はなし
  • 活着させるには、糸やモスラインで巻き付けるのがおすすめ
  • 茶色くなったら、水温の見直しや水質の改善を

ウィローモスは、比較的育てやすく自然観を出すためにおすすめの水草です。

失敗も少ないので、初心者の方もぜひ試してみてくださいね。

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