この記事はこんな方のための記事です。
- 小型水槽(30㎝以下)にぴったりな外部フィルターを探している
- たくさん種類があるので、どれを選べばよいかわからない
- それぞれの商品をしっかり比べてから買いたい
水槽用フィルターの中で「水をきれいにする力」が最も高いのが外部フィルターです。
しかしたくさんの商品が出ており、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いです。
そうなんだよ。どうやって選べばいいのかわからなくて・・・
「ろ過能力の高さ」で決めましょう!
フィルターなんだから当たり前だよ。でも、どこを見れば「ろ過能力」がわかるの?
フィルターのパッケージを見ただけでは「ろ過能力」はわかりません。
ろ過能力は次のように考えます。
このように考えると、ろ過能力を数値化することができ、比較しやすくなります。
比較した結果はこのようになりました。
第1位 | 第2位 | 第3位 | 第4位 | 第5位 | |
商品名 | ![]() エーハイム クラシックフィルター2211 | ![]() エーハイム アクアコンパクト 2004 | ![]() テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-30 | ![]() GEX メガパワー 2045 | ![]() Oase フィルトスマート60 |
メーカー | エーハイム | エーハイム | テトラ | GEX | OASE |
適合水槽 | 45cm以下 | 45cm以下 | 40cm以下 | 20~45cm | 30~45cm |
ろ過能力 | 250P(50Hz) 300P(60Hz) | 240P(50Hz) 288P(60Hz) | 230P(50Hz) 288P(60Hz) | 151P(50Hz) 184P(60Hz) | 75P(50Hz) 85P(60Hz) |
値段 | 約10000円 | 約4800円 | 約3600円 | 約3900円 | 約6000円 |
水の流量 | 250L/h(50Hz) 300L/h(60Hz) | 300L/h(50Hz) 360L/h(60Hz) | 230L/h(50Hz) 288L/h(60Hz) | 138L/h(50Hz) 168L/h(60Hz) | 150L/h(50Hz) 170L/h(60Hz) |
ろ材容量 | 約1L | 0.8L | 約1L | 1.1L | 0.5L |
保証期間 | 2年 | 3年 | 1年 | 淡水1年・海水6か月 | 記載なし |
特徴 | 水槽の下に置くタイプ | 3年間の保証付き | 背の低い水槽でも 使用可能 | 横置きok | 壁掛けok |
横置きできるか | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Amazon | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 現在入荷待ち |
楽天 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 現在入荷待ち |
小型水槽用で一番ろ過能力が高く、おすすめなのは「エーハイム クラシックフィルター2211」です。
比較したり選んだりするのが面倒くさい方はこちらを選んでみてください。
まだよくわからない方が多いと思うので、それぞれの商品を比較していきましょう。
この記事では、外部フィルターを使用して10年以上になる私が、おすすめする外部フィルターや選び方について分かりやすく解説します。
この記事を読めば、自分にぴったりな外部フィルターを選ぶことができますよ。
すぐにおすすめを知りたい方は「小型水槽 おすすめ外部フィルター5選」へ読み飛ばしてください。
外部フィルターの選び方は「ろ過能力」と「置き方」
外部フィルターを選ぶポイントは「ろ過能力」を中心にして考えます。また「どこに置くか」ということも考える必要があります。
「ろ過能力」の考え方

外部フィルターは「ろ過能力」が命です。はっきり言ってしまえば、ほかの性能はおまけです。
どんなに他の性能がよくても、ろ過能力が低いものを買ってしまうと、後悔することが多いです。
冒頭でお伝えしましたが、もう少しくわしく説明します。
「水の流量」は、1時間で、どれだけの水がフィルター内を循環するか。
「ろ材容量」は、フィルターの中にどれくらいろ材を入れられるかです。

どちらか一方でも低いと、水がろ材に触れることが少なくなり、きれいにする力は低くなってしまいます。
今回は、水の流量とろ材容量をもとに、「ろ過能力」を数値化してあります。
どこに置くかを考える

外部フィルターは、水槽の横に置いたり、水槽台の下に入れたりすることが多いです。
商品の中には水槽より下に置かないと動かないものがあります。
これを間違ってしまうと「置く場所がない!」ということになってしまいますので、よく確認してみてください。
小型水槽(30cm以下)おすすめ外部フィルター5選
ここでは「ろ過能力の高さ」をもとにおすすめの外部フィルターを紹介しています。
それぞれのメーカーについて比較していますので、参考にしてください。
第1位 | 第2位 | 第3位 | 第4位 | 第5位 | |
商品名 | ![]() エーハイム クラシックフィルター2211 | ![]() エーハイム アクアコンパクト 2004 | ![]() テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-30 | ![]() GEX メガパワー 2045 | ![]() Oase フィルトスマート60 |
メーカー | エーハイム | エーハイム | テトラ | GEX | OASE |
適合水槽 | 45cm以下 | 45cm以下 | 40cm以下 | 20~45cm | 30~45cm |
ろ過能力 | 250P(50Hz) 300P(60Hz) | 240P(50Hz) 288P(60Hz) | 230P(50Hz) 288P(60Hz) | 151P(50Hz) 184P(60Hz) | 75P(50Hz) 85P(60Hz) |
値段 | 約10000円 | 約4800円 | 約3600円 | 約3900円 | 約6000円 |
水の流量 | 250L/h(50Hz) 300L/h(60Hz) | 300L/h(50Hz) 360L/h(60Hz) | 230L/h(50Hz) 288L/h(60Hz) | 138L/h(50Hz) 168L/h(60Hz) | 150L/h(50Hz) 170L/h(60Hz) |
ろ材容量 | 約1L | 0.8L | 約1L | 1.1L | 0.5L |
保証期間 | 2年 | 3年 | 1年 | 淡水1年・海水6か月 | 記載なし |
特徴 | 水槽の下に置くタイプ | 3年間の保証付き | 背の低い水槽でも 使用可能 | 横置きok | 壁掛けok |
横置きできるか | × 下に置かないとダメ | 〇 ある程度の水位が必要 | 〇 水位が低くてもよい | 〇 寝かせても使える | 〇 水槽に掛けられる |
Amazon | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 現在入荷待ち |
楽天 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 現在入荷待ち |
第1位 エーハイム クラシックフィルター 2211

第1位は「エーハイム クラシックフィルター2211 」です。
エーハイムは「外部フィルターの元祖」といえる歴史の長い信頼できるメーカーです。
実際に私も8年ほどエーハイム製品を使用していますが、壊れたり調子が悪くなったりしたことは1度もありません。
さらに、今回紹介した商品の中で「ろ過能力」が最も高いです。

「エーハイムクラシックフィルター2213」の口コミをまとめました。
- やっぱりエーハイムに戻ってきてしまう
- クラシックシリーズは安心感がある
- 他のフィルターよりも値段が・・・
口コミを見ると、エーハイムには絶大な信頼があることがわかります。
「エーハイム2台目です!」「またエーハイムを買いました」など、リピーターが多いことがわかります。
交換用のパーツなども取り扱いが多く、部品の調子が悪いときにすぐに直すことができます。
価格がやや高めに設定されていますが、長年使用できることを考えると、満足感のある商品だといえます。
5年間使用すると考えると、1か月あたり160円です。
第2位 エーハイム アクアコンパクト2004

第2位は「エーハイム アクアコンパクト 2004」です。
水槽の横に置くタイプで、名前の通りコンパクトな大きさでジャマになりません。
上部にあるダイヤルで水の流量を調節できるので、水の流れが苦手な魚にも使用することができます。
最低でも水槽台から25センチの水位が必要なので、水位を下げるテラリウムには使用することができません。
また、フレームがある水槽には使用できないので注意をしてください。

「アクアコンパクト2004」の口コミをまとめました。
- コンパクトだけどろ過能力が高い
- 保証期間が長いので安心
- ホースの長さの調整がやや難しい
ろ過能力の高さで満足しているユーザーが多いことがわかりました。
初めに設置するときに、ホースの長さを合わせるのが少し難しいようです。
こちらをご覧になり、イメージをつかんでから設置してみてください。
また、保証期間が3年ともっとも長いのが、メーカーの自信の表れです。
安心して購入することができるのは、うれしいですね。
第3位 テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-30

第3位は「テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-30」です。
水槽の横や、水位よりも高い位置に置いても大丈夫で、置き場所を選びません。
また、今回紹介した商品の中で価格が最も安いです。
さらにろ過能力も上位2つとほぼ変わりがありませんので、「コスパ最強の外部フィルター」といえます。

「テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-30」の口コミをまとめました。
- 値段も安くコスパがいい
- ホースが固く、取り扱いが難しい
- やや水流は弱め
値段の安さについての口コミが多く見られました。
初めて外部フィルターを使用する方にも手が出しやすい値段となっているところが嬉しいですね。
「ホースが固く取り扱いが難しい」という口コミもありました。

その場合は、お湯などにつけて柔らかくしてから使用するとよいでしょう。
また、「水流が物足りない」という方もいらっしゃいました。強い水流を好まない金魚・メダカ・ベタにはぴったりですね。
第4位 GEX メガパワー 2045

第4位は「GEX メガパワー 2045 」です。
フィルター部分を横向きにしても、縦向きにしてもよいので、置き場所に困りません。


「GEX メガパワー 2045」の口コミ
- 横置きにでき、場所を選ばないのがいい
- 価格が安いくうれしい
- やや水流が弱い
価格の安さに満足している口コミが多く見られました。
水流が弱いとのことなので、メダカや金魚ベタなど水流を好まない魚を飼育している方にはおすすめです。
第5位 OASE フィルスマート60

第5位は「OASE フィルスマート60」です。
OASE(オアゼ)は最近人気が高まっているメーカーで、アクアリストも注目しています。
最近では人気のせいか品切れになっていることも多いです。
アマゾンや楽天で品切れになっている場合は「チャーム」さんで購入するとよいでしょう。

「OASE フィルスマート60」の口コミをまとめました。
- 本当に静かで寝室でも問題なし
- 水槽に掛けられるのがよい
- 上部の蓋が固いので開けるのが大変
モーターをフィルター内部の深くに設置しているので、静音性が高いです。
ベッドの近くに水槽がある方にはおすすめです。
また、付属パーツを購入すれば水槽に掛けることができます。

「フタを開けるのが固くて大変」との口コミがありました。
それだけ堅牢で水漏れや音漏れなどもしない証拠でしょう。
見た目もスタイリッシュで、知人が家に来た時も、おしゃれな水槽を見せることができますね。
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まとめ
以上 5つのおすすめ外部フィルターをお伝えしました。
ここまでをまとめます。
- 迷ったらろ過能力で選ぶ
- 置ける場所を確認する
- 予算があるなら「エーハイムクラシック2211」がおすすめ!
外部フィルターを使用することで、水が透明になり、臭いもなくなります。
毎日きれいな水槽を眺めることができるのは幸せなことですので、ぜひ検討してみてください。
もう一度比較したい方は「目次に戻る」を押してください。

