この記事はこんな方のための記事です。
- 水槽の水の臭いやコケが気になる
- フィルターのろ過能力を向上させたい
- 外掛けフィルターを改造して、ろ過能力を上げる手順が知りたい
外掛けフィルターは、水槽とセットになって売られている一般的なフィルターです。
この外掛けフィルターは、そのまま使ってもろ過能力はあまり高くありません。
なぜなら、付属しているろ材では水をきれいにするバクテリアが増えていかないからです。
しかし、フィルターに入れるろ材を工夫することでバクテリアを増やし、水の臭いをなくしたり、コケを抑えたりすることができるようになります。

私はこの改造した外掛けフィルターで水槽を管理しています。


今回は、水槽の調子が悪い方のために外掛けフィルターの能力をアップさせる方法をお伝えします。
この記事を読めば、水槽の臭いやコケを抑え、きれいな水槽を管理することができるようになりますよ。



フィルターの中に入れる「ろ材」を変えるだけで劇的にろ過能力がアップします!
もしくは、そもそもろ過能力が高いフィルターに替えるのもおすすめです。
それぞれのフィルターの特徴やメリット・デメリットを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


外掛けフィルターのろ過能力が高くない理由
外掛けフィルターは、上部フィルターや外部フィルターと比べると、ろ過能力が高くありません。
その理由は2つです。
- ろ材容量が少ないから
- 付属しているろ材ではろ過が弱いから
これが分かるとどのように改造すればよいかがわかるので、くわしく解説していきます。
ろ材容量が少ないから


外掛けフィルターのろ過能力が低めなのは、ろ材を入れる容量が少ないからです。
例えば、60㎝水槽用のフィルターで比較してみます。
- 外部フィルター:約3L
- 上部フィルター:約2.7L
- 外掛けフィルター:約0.5L
このように、ろ過能力が高いフィルターと比べると、ろ材容量は半分以下です。
ろ材は多いほど、水をきれいにする力が強くなりますので、このまま使用するとややろ過能力が物足りなくなってしまいます。
そのため、ろ材を工夫をする必要があるのです。
付属しているろ材がよくないから
外掛けフィルターのろ過能力が物足りない原因のもう1つは「付属しているろ材がよくないから」です。
通常、外掛けフィルターに付属しているろ材はウールマットと活性炭などがセットになっているこのような商品です。


このようなタイプだと、目に見えるゴミを取り除くことはできるのですが、バクテリアが増えていかないことが多いのです。



バクテリアって何?



バクテリアは水の汚れを分解してくれる微生物です。
水をきれいにするためには、このバクテリアを増やすためのろ材を入れることが大切なのです。
このようなバクテリアを増やすろ材を「生物ろ材」といいます。生物ろ材を増やすことで、水の臭いや汚れがなくなっていくのです。
外掛けフィルターを改造する時におすすめのろ材
では、具体的にどのような生物ろ材を入れていけばよいのでしょうか。
生物ろ材としてよく使われるのは次のようなろ材です。
生物ろ材でよく使われるろ材の種類
生物ろ材としてよく使われるろ材の形は次の3つです。
- ボール型ろ材
- リングろ材
- キャビティ型ろ材






キャビティろ材
どれも生物ろ材としては優秀なのですが、外掛けフィルターにたくさん入れるとすると、私は「ボール型ろ材」がよいと思います。
おすすめなのは「サブストラットプロ」


具体的におすすめするろ材は「エーハイム サブストラットプロ」というろ材です。
小さい球状のろ材なので、容量が多くない外掛けフィルターにもたくさん入れることができます。



ここにバクテリアが住み着いて
水をきれいにしてくれます。
さらに、こちらは半永久的に使えるので、毎回ろ材を買い替えることがなくなります。
外部フィルター用のろ材を、毎月買わなくてもよくなるので、金銭的にも負担になりません。
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ここからは、このろ材をどのように使用するのかをお伝えします。
外掛けフィルター改造の手順
ここからは、外掛けフィルターを改造する手順を順番にお伝えします。
ここで使用しているのはGEXのスリムフィルターですが、どの外掛けフィルターでもほぼ同じように改造することができます。
まずは、完成形の確認をしていきましょう。
フィルターを横から見ると、水の流れはこんな感じになります。


吸い上げた水が一度下に行き、その後上に上がって水槽内に流れ込む感じです。
このようにすると、ろ材と水がたくさん触れて水がキレイになりやすい構造になります。
それでは手順をお伝えします。


まずは、今使っているろ材を取り外してキレイに洗っていきましょう。


100均などに売っている下敷きなどをハサミで切って、中心の仕切りを作っていきます。
大きさについては、この後調整しますので、最後までご覧ください。


下敷きを入れる前に、サブストラットプロをフィルターの高さ1/4くらいまで入れます。
量は大体で大丈夫です。この高さだけ下に水が通る隙間ができることになります。


このように、フィルターを半分区切るように下敷きをはめていきます。
下敷きは完全に下まではいかず、サブストラットがあるため、3センチくらい浮いている状態です。
細かく計算しなくても「少し間が空いていればいい」それくらいの感覚で問題ありません。
このフィルターは仕切りが3つなので、3枚入れていきます。


隙間にサブストラットを詰めていきます。
たくさん入れても大丈夫なので、できるだけたくさん入れていきます。


蓋をしてから、水槽にセットして通常通り使っていきます。
蓋が閉まらない場合は下敷きを切って調整していきます。
このように改造すると、ボールろ材と水がたくさん触れることになり、さらにバクテリアも増えていくのでろ過能力がアップします。
改造した外掛けフィルターのメンテナンス(掃除)方法
使用していると、ボールろ材の隙間や、フィルターの底の方に汚れが少しずつ溜まっていきます。
ろ材が汚れると、ろ過の効率が落ちるので月1回位は掃除してあげるとよいでしょう。
掃除の仕方


バケツに飼育水(その水槽の水)をとります。
そこに、ろ材を入れて、手でやさしくかき混ぜてゴミを浮かせます。
数か月使用していると、上の写真のようにかなりの汚れが溜まります。
最後にサブストラットをフィルターの中に戻しておしまいです。フィルターの中も飼育水ですすいであげるといいです。
さらに高いろ過能力を求めるなら外部フィルターを


ここまで外掛けフィルターを改造して、ろ過能力をアップする方法をお伝えしてきました。
しかし、魚の数などによってはろ過が追い付かない場合もあります。
そのような場合はさらにろ過能力の高いフィルターに交換してあげることも視野に入れるとよいでしょう。
私がおすすめするのは外部フィルターです。
外部フィルターを使用するメリットは以下の通りです。
- ろ材がたくさん入るので、ろ過能力が圧倒的に高い
- 高い静音性で音が気にならない
- 二酸化炭素が逃げず、水草の育成に向いている
【おすすめの外部フィルター】


ろ材がたくさん入るので、ろ過能力が圧倒的に高い
外掛けフィルターろ材容量はLサイズで1.3Lであるのに対し、外部フィルターの容量は約4Lです。
外部フィルターのろ材容量は水をきれいにするろ材が3倍程度多く入ることになります。



それはつまり「水をきれいにする力が3倍高い」と同じ事になります。
高い静音性で音が気にならない


外部フィルターをおすすめする理由の1つに「高い静音性」があります。
水槽は主に生活するリビングに置いている方が多いでしょう。
昼間は気にならなくても、夜静かな時に水槽のフィルター音やバシャバシャという水の音は意外と響くものです。
外部フィルターはモーター音などもせず、水面を揺らさないので水の音も響きません。


水撥ねもしないので、水槽回りが汚れることもありません。
そういった意味でも、外部フィルターを導入するメリットは大きいです。
二酸化炭素が逃げず、水草の育成に向いている


外掛けのフィルターは水槽の上から水を落として循環をさせます。
この時、バシャバシャと水面が波打つことで、水草育成に必要な二酸化炭素が空気中に逃げてしまいます。
水草を育成する上では、二酸化炭素は必要不可欠なので、外掛けフィルターは水草育成には不向きです。


一方で外部フィルターは、パイプを通して水中に水を流すことができます。
水面が波打つことがありませんので、二酸化炭素を水中にとどめておくことができます。
今後水草を育成したいと考えているのであれば、外部フィルターを購入することをおすすめします。
まとめ


ここまでをまとめます。
- 生物ろ材を入れて、バクテリアを増やすとよい
- ろ過能力を上げることで、コケやにおいを抑えることができる
- サブストラットプロを入れると、ろ過能力がアップする
- サブストラットは繰り返し使えるのでコスパもいい
少しの手間できれいな水槽をながめることができるのであれば、やらない手はありません。
今回の改造方法が難しい場合でも、ろ材を生物ろ材に替えるだけでも効果はあります。
ぜひ試してみてください。
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コメント
コメント一覧 (12件)
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