この記事はこんな方のための記事です。
- 水草水槽に初めてCo2を添加してみたい
- Co2の添加方法や必要な器具についてくわしく知りたい
- Co2添加にかかる費用を知りたい
キレイな水草を育成するのに必要なのがCo2です。
Co2を添加することで水草はいきいきと育ちますし、育てられる種類も増えます。

それはわかるんだけど、なんだか難しそうで・・・



セットになっているものを購入すれば全然難しくないですよ。
水草水槽を育成して12年以上になる私も、始めは「Co2なんて自分には難しいのでは?」と考えていました。
しかし実際にはCo2を入れてみると、思ったよりも簡単で水草の調子もよくなりました。
現在では、毎日水槽を楽しく眺めることができています。


この記事では、Co2の添加を始めてみたい初心者の方に向けて、添加するメリットや、おすすめの添加方法などについてくわしく解説します。



この記事を読めば、自分に合ったCo2添加の方法がわかります
詳しい解説の前に結論から先にお伝えします。Co2添加の方法は以下の5つです。
それぞれの方法の主な特徴をまとめました。
| おすすめ! | おすすめ! | ||||
| 方法 | 小型ボンベ式![]() ![]() | 化学反応式![]() ![]() | 大型ボンベ式 (ミドボン) ![]() ![]() | 発酵式![]() ![]() | 簡易ボンベ式![]() ![]() |
| 初期費用 | 約17000円 | 約12000円 | 約25000円 | 約1800円 | 約1300円 |
| ランニング コスト | 月:約500円 | 月:約100円 ~300円 | 月:約50円 | 月:約50円 | 月:約2000円 |
| 時間管理 | できる | できる | できる | できない | できない |
| 量の調整 | できる | できる | できる | できない | できない |
| 大きさ (収納) | |||||
| 特徴 | ○場所取らない ▲ランニングコストかかる | ○ランニングコストやや安い ▲場所を取る | ○ランニングコスト安い ▲収納場所困る | ○初期費用安い ▲量・時間の調整できない | ○設置が簡単 ▲ランニングコスト高い |
| Amazon | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | |
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それぞれにメリット・デメリットがありますが、初心者の方におすすめなのは「小型ボンベ式
「小型ボンベ式」は場所を取らないため、水槽の横に置いても目立ちません。
さらに、添加量を調整したりタイマーで管理したりすることができるのがおすすめするポイントです。



私は小型ボンベ式と化学反応式を愛用しています。
「化学反応式」は、重曹とクエン酸だけでCO2が発生するためコスパがいいです。
使用感はこちらでくわしくレビューしていますのでご覧ください。


それでは、ここからはCO2添加方法についてくわしく解説していきます。
CO2添加方法の選び方


初心者の方にとっては、何を基準に選べばよいかわからないと思いますので、まずは選び方についてお伝えします。
すぐにそれぞれの方法について知りたい方は読み飛ばしてください。
- 初期費用とランニングコストはいくらか
- 添加量が調整できるか
- 時間管理ができるか
初期費用とランニングコスト


添加セットを購入する初期費用として、高いものでは1万5000円程度、安いものでは3000円程度かかります。
数年間使用する物なので、初期費用をかけてでも使いやすい添加方法を選ぶとよいでしょう。



高い分、添加量や添加時間を調整できますからね。
また、CO2は消耗品なので「ランニングコスト(日々の出費)」も考えましょう。
初期費用が安くても、ランニングコストが高いものもあります。
安いものでは月100円以下で使えるものもありますので、できれば月々の費用を抑えて使用できるものがよいでしょう。
添加量を調節できるか
水草水槽においては、CO2の添加量を調整することも重要です。
少なすぎるとあまり水草が育たず、多すぎると魚に取ってもよくありません。
添加方法では、できるだけ量を調整できるものを選ぶのがおすすめです。
時間管理ができるか
水草水槽においては、ライトが点灯していて水草が光合成できるときだけCO2を添加するほうがいいです。
そのため、ライトと一緒にCO2が自動で添加できるようにするのがおすすめです。



手動でON/OFFをするのは面倒なんですよね。
そこで使用するのが「電磁弁」です。電磁弁は電気によって、CO2の通り道を開いてくれるものです。
これをタイマーやスマートプラグなどにつないで時間を設定すると、毎日自動で添加してくれるようになります。


時間管理ができるものは電磁弁がある分、価格は高くなりますが、それでも時間管理ができるものをおすすめします。
選び方がわかったところで、それぞれの添加方法の特徴をお伝えします。
CO2小型ボンベ式


小型ボンベは、その名の通りCo2が入っている小さいボンベをつなげて添加する方法です。
小型ボンベの特徴は次の通りです。
- 小型水槽なので収納場所に困らない
- 時間管理ができる
- 初期費用が高め
- ボンベのコストがかかる
小型ボンベが使いやすい点としては「時間管理ができること」と「場所を取らずコンパクトなこと」です。
タイマーにセットしておけば、自分でON/OFFしなくても自動で添加してくれるので、手間がかかりません。
また、他のセットよりも場所を取らないので、水槽の横などちょっとしたスペースに置いておくこともできます。



私はこんな感じで乗せています。


小型ボンベ式には、もちろんデメリットもあります。
それは、ランニングコストがやや高いことです。
添加量にもよりますが、ボンベは約1か月程度で中身がなくなり、交換することになります。



60㎝水槽の添加量だと約1か月もちます。
通販で購入すると1本あたり約500~700円程度かかります。
個人的には「500円で水草がキレイに育つならいいかな」と思っています。
私はcharmさんのフルセットを使用しています。
動画で見るとイメージできるので、こちらもご覧ください。
こちらは必要なモノがそろっているので、届いた日からすぐにCo2添加を始められます。
気になる方は試してみてください。
化学反応式 CO2添加セット


化学反応式は、重曹やクエン酸、水などをボトルの中で混ぜ合わせてCo2を発生させる方法です。
化学反応式の特徴は次の通りです。
- ランニングコストが安い
- 添加量や時間の管理ができる
- 大きいので場所を取る
- CO2が発生するまでにやや時間がかかる
化学反応式のメリットはなんと言ってもランニングコストの安さです。
材料は「クエン酸」と「重曹」だけなので、100均でも簡単に購入することができます。




初期費用はかかりますが、それさえ買ってしまえば後は安く済ませることができます。
小型ボンベよりも安く月200~300円程度で済ませることもできます。
- 初日だけ、クエン酸と重曹を入れてから、CO2が出るまでに数時間かかります。
また、添加量の調整やタイマーの時間管理もしっかりできるので、水草育成もしやすいです。


ボンベ部分が少し大きいのがデメリットですが、見た目がスタイリッシュなので私は見えるところに置いています。
私がおすすめする理由や使いごこちはこちらの記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。


公式サイトで使い方も分かりやすいのでご覧ください。
大型ボンベ式(ミドボン)


続いて紹介するのは大型ボンベ式です。
緑色の大型ボンベを使用するため通称「ミドボン」といわれています。
大型ボンベ式の特徴は次の通りです。
- ランニングコストが最安
- 添加量や時間管理もできる
- 手に入る場所が限られている
- 大きいので収納が大変
大型ボンベ(ミドボン)の最大の特徴は、ランニングコストが最安であることです。
大量のCO2ガスが入っているものを購入するため、安く大量に使うことができます。



一度買えば数か月~1年以上交換不要です。
90㎝以上の大型水槽を使っている方は、使用している方も多いと思います。
小型ボンベのようにこまめに交換しなくてよいので、購入費用もかなり抑えられます。
- 小型ボンベ:月500円程度
- 大型ボンベ:月50円程度
さらに、Co2の費用のみで考えると10分の1程度の費用になります。ランニングコストで考えると最も安いです。



切れてしまった場合は、お店で補充してもらうことができます。
デメリットとしては、ボンベ自体がかなり大きいため収納スペースがないとかなり目立ってしまうところです。
また、そもそもミドボンを購入できるところが限られているところも、初心者の方には手が出しづらいところかもしれません。
初心者の方には少しハードルが高いかもしれませんが、コスパとしてはかなり高いものがあります。
JIN AQUAさんのこちらの動画も参考になりますので、ご覧ください。
発酵式 Co2添加セット


続いて紹介するのは「発酵式」です。
容器に酵母と水など必要な材料を入れ、Co2が発生するようにしたものです。
そこからチューブとディフューザーをつなげ、添加していくシステムになっています。
発酵式の特徴は次の通りです。
- 初期費用が安い
- ランニングコストも安い
- 気温によって添加量が変わってしまう
- 時間の管理ができない
発酵式は、初期費用やランニングコストが安いことが一番の特徴です。
できるだけ費用を安く抑えたい方や、小型水槽をお持ちの方にはおすすめです。
ただし、発酵式ならではの管理の難しさもあります。
気温の変化によってCo2の発生量が変わってしまうことです。



気温が高いときは多く、低いときは少なめになります。
また、常にCo2が発生していますので、添加が必要ない夜間でも水槽内に添加されてしまいます。
時間管理ができないので、管理にはすこし手間がかかってしまうでしょう。
その場合は、エアレーションを行い酸欠にならないようにしてあげることが必要です。
とりあえず試しにCo2を添加してみたい方にはおすすめです。
簡易ボンベ式 Co2添加セット


簡易ボンベ式は、二酸化炭素が入ったボンベを手動で押し、添加していく方法です。
- 初期費用は安い
- 好きな時に添加できる
- 時間管理ができない
- 継続して使用するには向いていない
こちらは、ランニングコストがかなり高くなりますし、時間を管理することもできませんので、おすすめしない方法です。
「試しにCo2を添加してみたい」という方には1回くらいはいいかもしれませんが、結局は他の方法を行うことになる可能性が高いです。
初心者の方におすすめするのは「小型ボンベ式」か「化学反応式」


ここまでをまとめます。
- 時間管理・量を管理できるほうがよい
- 初心者が扱いやすいのは「小型ボンベ式」
水草を育てるなら、添加量の調整とタイマーでの時間管理はできたほうがいいです。
これができないと、水草をしっかりと管理して育てていくのは難しいからです。
そう考えると「小型ボンベ式」「化学反応式」「大型ボンベ式」に絞られます。
その中で、初心者の方が「大型ボンベ」を入手して、セットするのは少しハードルが高いかなと思っています。



買ったり補充したりする店が少ないんですよね・・・
そのため、個人的には「小型ボンベ」か「化学反応式」がおすすめです。



どっちがいいか迷うな・・・
という方にはこのように決めてください。
- 置き場所をコンパクトにしたい方→小型ボンベ式
- コストをできるだけ抑えたい方→「化学ボンベ式」
どちらも優秀な方式なので、あとは見た目など好みの問題かなと思っています。
ぜひ、ご自分の好きな方を選んでみてくださいね。
| おすすめ! | おすすめ! | ||||
| 方法 | 小型ボンベ式![]() ![]() | 化学反応式![]() ![]() | 大型ボンベ式 (ミドボン) ![]() ![]() | 発酵式![]() ![]() | 簡易ボンベ式![]() ![]() |
| 初期費用 | 約17000円 | 約12000円 | 約25000円 | 約1800円 | 約1300円 |
| ランニング コスト | 月:約500円 | 月:約100円 ~300円 | 月:約50円 | 月:約50円 | 月:約2000円 |
| 時間管理 | できる | できる | できる | できない | できない |
| 量の調整 | できる | できる | できる | できない | できない |
| 大きさ (収納) | |||||
| 特徴 | ○場所取らない ▲ランニングコストかかる | ○ランニングコストやや安い ▲場所を取る | ○ランニングコスト安い ▲収納場所困る | ○初期費用安い ▲量・時間の調整できない | ○設置が簡単 ▲ランニングコスト高い |
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水草水槽にCo2を添加するメリット


ここからは、CO2セットを購入して添加するメリットについてお伝えします。
水草水槽において、Co2を添加することのメリットは次の通りです。
- 育てられる水草の種類が増える
水草の成長が速くなる - 水槽がきれいになる
育てられる水草の種類が増える
水草の中には、Co2がなくても育つものもあります。しかし、それらの水草はほんの一部です。
さらに、多くの人が目にして美しいと感じるレイアウト水槽には、Co2がなくては育たない水草が多く使われています。


美しい水草水槽を作るとなると、Co2を入れることが前提となります。
特に、次のような水草はCo2なしで育てることはほぼ無理だと考えたほうがよいでしょう。
- ヘアーグラス、ニューラージパールグラスなどの前景草
- ロタラHraなどの赤系水草
逆に考えれば、Co2を入れることでこれらの美しい水草を育てることができるのですから、入れない手はありません。
CO2を添加して、キレイな水草水槽を作ってみてください。
なお、水草水槽ではライト選びも重要です。こちらの記事でコスパのよい水草用ライトを選んでいますのでご覧ください。


水草の成長が速くなる


CO2を添加することで、水草が育ちやすくなります。
水草を育成していると「速く育たないかな」とヤキモキすることがあります。
Co2を添加しているのと添加していないのでは、成長速度は大きく異なります。
熱帯魚通販で最大手のチャームさんの比較でもわかる通り、Co2を添加するかしないかではかなりの差があることがわかります。
このように、水草が早く育ってくれると嬉しいものです。さらに、水草がよく育つことでさらなるメリットがあります。
水槽がきれいになる
続いてのメリットは、水草が育つことで「水がきれいになる」ということです。



水槽がキレイになるってどういうこと?
と思う方もいると思います。
水草には、水をきれいにする浄化作用があります。水草の成長が促されることで浄化作用が強くなり、水がきれいになります。


また、水草が育つときには水中の養分をたくさん使用します。
養分は余ってしまうとコケになるため、養分を使い切ってくれると、コケが生えにくくなります。
CO2を添加して、しっかり水草が生長することで、コケも生えづらい水槽になります。


Co2を添加する時間はしっかり管理する


水草水槽を育成する際には、Co2を添加する時間をしっかりと管理していくことが必要です。
なぜなら、水草がCo2を必要とするのは光合成をしている時だけだからです。
照明がついている8~10時間程度のみ添加をし、夜間にはCo2添加をやめるようにしましょう。
夜間に大量のCO2を添加すると、魚やエビなどに影響を及ぼしてしまうことも考えられます。



どうやってその時間だけに添加するの?
電磁弁を利用する


時間で管理するためには「電磁弁」と「タイマー」を使用します。
「電磁弁」は電気が通った時だけCo2を通すことができるものです。
それと「タイマー」を組み合わせることで、決まった時間だけにCo2を添加するということが可能になります。
もしくは「タイマー」の代わりにスマートプラグを使用することがよいでしょう。」スマートプラグはスマホで時間を管理できるのでおすすめです。


Co2の添加量は水草の量によって調整する


Co2の添加量はどれくらいがいいのか、それは水草の量や水槽の大きさによって異なります。
およその目安は次の通りです。
| 水槽サイズ | 添加量の目安 |
| 30㎝水槽 | 2~3秒に1滴 |
| 30㎝キューブ | 2秒に1滴 |
| 45㎝水槽 | 1秒に1~2滴 |
| 60㎝水槽 | 1秒に2~3滴 |
| 60㎝スリム水槽 | 1秒に1~2滴 |
| 90㎝水槽 | 1秒に3~4滴 |
「〇秒に1滴」というのは、この動画のようにディフューザーやカウンターで目に見えて分かります。
これを基準にして、水草の調子を見ながら量を調整していくとよいでしょう。


まとめ 初心者こそCo2の添加をしよう


Co2の添加はハードルが高いように感じます。しかし、初心者こそCo2を添加するべきです。
Co2を添加しないで水草を育てることのほうが難易度が高いです。
私はCo2なしで水草を育てようとして、何回も失敗をしました。そう考えると、始めからCo2添加セットを購入してたほうが安くすんでいたと思います。
みなさんにもそのような失敗をしていただきたくないので、Co2の添加をおすすめします。
きっと、きれいな水草に癒される時間ができますよ。


| おすすめ! | おすすめ! | ||||
| 方法 | 小型ボンベ式![]() ![]() | 化学反応式![]() ![]() | 大型ボンベ式 (ミドボン) ![]() ![]() | 発酵式![]() ![]() | 簡易ボンベ式![]() ![]() |
| 初期費用 | 約17000円 | 約12000円 | 約25000円 | 約1800円 | 約1300円 |
| ランニング コスト | 月:約500円 | 月:約100円 ~300円 | 月:約50円 | 月:約50円 | 月:約2000円 |
| 時間管理 | できる | できる | できる | できない | できない |
| 量の調整 | できる | できる | できる | できない | できない |
| 大きさ (収納) | |||||
| 特徴 | ○場所取らない ▲ランニングコストかかる | ○ランニングコストやや安い ▲場所を取る | ○ランニングコスト安い ▲収納場所困る | ○初期費用安い ▲量・時間の調整できない | ○設置が簡単 ▲ランニングコスト高い |
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