この記事はこんな方のための記事です。
- 外部フィルターをいつメンテナンスすればよいかわからない
- 外部フィルターの掃除の仕方を知りたい
ろ過能力が高いことで評価が高い外部フィルターですが、メンテナンスをしないとろ過能力は下がります。
ろ過能力が下がると、当然コケも増え臭いもしてきます。
できることなら、しっかりとメンテナンスをしてキレイな水槽を保ちたいですよね。

でも、どれくらいの頻度で掃除をすればいいの?
外部フィルターを使い始めたばかりの人は「どのタイミングで掃除をするかわからない」「掃除ってどうやってやるのかわからない」という方も多いと思います。
そこでこの記事では、外部フィルターを掃除するタイミングや掃除の仕方についてくわしく解説します。



私はもう10年くらい外部フィルターを愛用しています。


お忙しい方の為に、まずは結論からお伝えします。
- 基本的には2~3か月に1回くらい
- 水流が落ちてきたり、コケが増えてきたタイミングではメンテナンスも必要
外部フィルターを掃除する頻度やタイミング
外部フィルターを掃除するタイミングをネットや本で調べると「3~4週間に1回」や「1年以上しない」など人によってバラバラです。
それは、飼っている魚の数やエサの量などによって変わるからです。



見極めるのは難しいですよね・・・
ただ、それでは目安が分からないと思いますので、個人的にはこれくらいがベストというタイミングをお伝えします。
外部フィルター掃除のタイミングは2~3か月に1回
私は外部フィルター掃除は2~3か月に1回がよいと思っています。
これよりも早いとバクテリアが増えきらずに安定せず、これ以上遅いとウールマットなどが少し目詰まりしてくると感じています。
私の場合は、ウールマットを交換するタイミングで、生物ろ材も一緒に軽く掃除をしています。
パイプから出てくる水量が弱い


パイプから出てくる水量が弱い時には、フィルター内のろ材が汚れており、詰まっている可能性が高いです。
水量が弱くなるということ=ろ過能力が低くなるということなので、水流と水槽内の状況の良し悪しは大きく関係することになります。
さらに水流が弱いと水の循環が悪くなるため、汚れもある一定のところに溜まることになります。



循環が悪くなると、藍藻などのトラブルが増えてしまいます。
掃除した後の水流の強さを覚えておき「水流が弱くなったな」と思うタイミングで掃除をしていきましょう。


以前よりもコケが増えるようになった時


以前よりもコケが生えるようになったなと感じたら掃除をしましょう。
特に黒いコケ(黒ひげゴケ)が多くなってきたときには要注意です。黒ひげゴケはリン酸という物質が増えてきた時に多く発生します。
リン酸は簡単に言うとエサの食べ残しやフンなど、水槽内の汚れということができます。
外部フィルターに汚れが溜まると黒ひげゴケが増えてきますので、一つの目安と言えるでしょう。
黒ひげゴケが発生する原因と対策の仕方について知りたい方はこちらをご覧ください。


フィルターからゴミが出るようになった


フィルターを手で揺らしたときなどに、パイプからゴミが出るようになったら掃除をするタイミングです。
水替えの時にフィルターの電源をOFFにして、終わった時に電源を入れ直すときにゴミが舞うこともあります。
多少であればおかしなことではありませんが、かなり多くのゴミが出てきて水中を舞うような場合はろ材を洗ったほうがよいでしょう。
外部フィルターの掃除の手順や注意点
ここからは、外部フィルターを掃除する手順について解説していきます。
外部フィルター掃除の注意点
手順の前に、まずは注意点から先にお伝えします。
- 必ず飼育水を使用する
- 生物ろ材は軽くゆすぐ程度にする
どちらも、ろ材に着いているバクテリアを減らさないようにするための注意点です。
ろ材を洗う時には、水槽から取った飼育水を使用します。
水道水を使用してしまうと、塩素によってバクテリアが死んでしまいます。
また、生物ろ材を強くガシャガシャと洗ってしまうと、バクテリアも洗い流してしまうことになるため、回りの汚れを軽くゆすぐ程度にしておきましょう。
それでは、私はこうやっているという手順をお伝えします。
①コンセントからプラグを抜き フィルターを止める


まず初めにコンセントからプラグを抜き、電源を切りましょう。外部フィルターにはタップと呼ばれる水流を止める部位がありますが、電源を切る前には水流を止めないようにします。
電源が入った状態で水流を止めてしまうとモーターに負荷がかかってしまい、故障の原因になります。
ささいなことですが、電源を切る→タップを回して水流を止めるという順番は守るようにしましょう。
②タップを回して水流を止め、ホースを外す


電源を切ったらタップを回し、水流を止めます。こうするとホースから水が漏れることがなくなりますので、外部フィルターの本体からホースを外すことができます。
外部フィルター本体の掃除だけをする場合はホースはそのままでも構いません。
接続部分を回し、本体側のホースと水槽側のホースを話します。この時に数滴水が垂れますので、下にタオルを敷いておくのがよいでしょう。
本体からは吸水・排水の2か所がありますので、どちらも外していきます。
③フィルターを外して、洗いやすい場所に移動


ホースを外したら、本体を洗いやすい場所に持っていきます。数か月放っておくとほこりもたまりますので、きれいに拭いてあげましょう。
洗いやすい場所は、ベランダや浴室、家の庭など水が出てもいいところにしましょう。
④タップを回し、本体の中にある水をバケツの中へ
ここからいよいよ本体の中のろ材を洗っていきます。しかし、このままでは本体の蓋は開きません。タップを回して密閉状態になっていると、力づくでも開けられませんので、タップを回して空気が入るようにしてあげないといけません。
この時、吸水側(地面に近いほう)のホースから水が出てきますので、バケツなどで受けてあげるといいでしょう。この水はろ材を洗う時に使えますので、とっておきます。
ろ材を洗う時には、飼育水(水槽の水)を使わないといけません。水道水を使ってしまうと、ろ材に住み着いたバクテリアがいなくなってしまいます。
⑤ろ材を取り出し、軽くすすぐ
水をバケツに入れ、中が空になったらフィルターのフタを開けてろ材を取り出していきます。今回は数か月放置していたものを開けたのでかなり汚れています。
ろ材はキッチンなどのネットに入れておいたので、そこにも汚れが溜まっています。
ろ材を取り出して、先ほどのバケツに入れた水ですすいでいきます。
あまりにゴシゴシ洗ってしまうと、バクテリアが少なくなってしまいますので、やさしくゆらゆらと洗うくらいでいいです。


ろ材の目の詰まりを解消してあげるのが目的なので、およその汚れが取れていればよしとします。バケツにためた水は真っ黒になり、フィルター内がどれだけ汚れていたかがわかります。
⑥ろ材をもとに戻す
洗ったろ材をもとに戻します。キッチンネットなどに入れておくと取り出しやすくなりますが、その分目が詰まりやすくもなります。下のように直接入れても何も問題ありません。
ウールマットを入れている場合は最後に入れてあげます。他のろ材と違って、ウールマットは新品に取り換えてあげるのがいいです。
もったいないと感じるのであれば、ゴシゴシと汚れを洗ってあげてもいいです。ウールマットに住み着くバクテリアはそこまで多くないので、強めに洗ってしまっても大丈夫です。


⑦ホースをブラシで洗う
最近水流が弱くなってきたので、今回はホースも洗ってあげることにしました。


中がかなり黒くなって汚れているのがわかります。
今回はアマゾンで買ったホースブラシで洗います。
安かったのですが、使用感はどうでしょうか。
金属部分が柔らかいので、ストレスなく洗うことができました!





ホースが汚れていると、流量低下の原因になりますので、こまめに掃除をしましょう。
⑧外部フィルターを水槽の近くに戻し、ホースを付ける。
外部フィルターを水槽の近くに戻してホースを取り付けます。
外した時と同じように、しっかりと固定し、タップを回して水が通るようにします。
⑨水を吸い出してフィルター内に水を入れる
フィルター本体だけを洗ったときには、タップをひねると水槽内の水がフィルターに勝手に落ちていきます。
しかし、ホースを洗ったときにはホース内の水がなくなっているので、タップを回しただけではフィルターに水が入ってくれません。
吸水口か出水口のどちらかを口で吸うか、吸うための道具を使ったりして、あげないとフィルター内に水が入ってきません。
⑩フィルター内に水が溜まったら電源を入れる
フィルター内に水がいっぱいになったら電源を入れて終わりです。
はじめは空気が入っていて音がするのですが、何回か入れ直したり、フィルターを傾けたりすると空気が出て音がしなくなります。
水槽内の水がかなりフィルター内に入りますので、水槽の水位はかなり下がります。
その分の水を補充してあげてから電源を入れるようにします。
なぜ外部フィルターの掃除が必要なのか
そもそも、何の為に外部フィルターを掃除するかをお伝えします。
理由は大きく2つです。
- 掃除をしないと水槽内の汚れを取り切れないから
- 生物ろ材に水が触れにくくなるから
掃除をしないと水槽内の循環が悪くなるから
外部フィルターの掃除をしないと、ろ材が目詰まりして水流が落ちます。
水流が落ちると水槽内の循環が悪くなり、エサの食べ残しやフンなどの汚れをフィルターが吸収できなくなります。
主に水槽の隅や底にゴミが溜まった状態ではコケも生えやすくなりますし、臭いも出てきてしまいます。
ゴミをろ過フィルタ―でろ過をして、さらに掃除でそれを水槽外に出してあげることで、水槽内をきれいに保つことができます。
生物ろ材に水が触れにくくなるから
生物ろ材の回りが汚れていると、ろ材の隙間がなくなり、バクテリアが住み着かなくなるように感じています。
そのため、ろ材を効果的に使用するためにもこまめなメンテナンスが必要であると考えます。
まとめ
以上、お伝えした外部フィルター掃除のタイミングは以下の通りでした。
- 基本的には2~3か月に1回の掃除がおすうすめ
- 次の時も掃除をするとよい
- ①水流が弱いとき
- ②コケが増えてきたとき
- ③フィルターを動かしてゴミが出てきたとき
フィルターのメンテナンスは水槽管理には欠かせないものです。適切な時期に掃除をして、ぜひきれいな水槽を眺めてくださいね。










コメント
コメント一覧 (11件)
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