トラブル・コケ対策

【黒ひげゴケ】水槽内に現れる黒いコケを消すための方法を解説!~木酢液も有効に使おう!~

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水槽を管理していると、流木に黒くて固いコケ(黒ひげゴケ)が発生することがあります。

気付いたら急に発生するので、水槽を始めたばかりの方は「なんだこれ?」と不安に思うかもしれません。

しかし、原因と対策の仕方を知っていれば、消すこともできます。また、しっかりと予防法をしていれば、今後水槽に出てくることも少なくなるでしょう。

この記事では、黒ひげゴケが出てしまって、水槽から一刻も早く消したいという方のために、黒ひげゴケへの対応の仕方について説明します。

また、「木酢液」という園芸・農業用の液体を使った駆除の方法も合わせてお伝えします。これを読めば、黒ひげゴケに悩まされることはなくなりますよ

黒ひげゴケは冷静に対応すれば怖いものではありません。
焦らずに駆除していきましょう。

黒ひげゴケを消すには、木酢液やエビが有効

まずは、水槽の中にある黒ひげゴケの量を減らしていく方法から見ていきましょう。ただし、これからお伝えする方法は一時的な駆除の方法なので、一度消した後に、原因を知り、予防をしていきましょう。

まず、黒ひげゴケを消す方法です。



黒ひげゴケを消す方法

①木酢液を黒ひげゴケに塗って駆除する。
②サイアミーズフラミングフォックスやヤマトヌマエビに食べてもらう。
③ピンセットなどで地道に取る。

①木酢液を黒ひげゴケに塗って駆除する。

黒ひげゴケを駆除するのであれば、木酢液がおすすめです。

木酢液は、もともと園芸用に売られているものですが、強い酸性の液体で黒ひげゴケにも有効です。

まず、木酢液をAmazonなどで買いましょう。少量しか使わないので、一番小さいもので十分です。

コケに直接塗るので、筆やスポイトなどもあると便利です。木酢液は匂いもかなりキツイので、こぼさないように気をつけてください。

バケツに水をとり、水位を下げてください。水上に出た黒ひげゴケに木酢液を直接塗っていきます

塗った後は10分程度待ちます。見た目はあまり変わりませんが、また水中に戻した時に色が変わっていれば効果ありです。

大体赤っぽくなることが多いです。食用の酢でも大丈夫ですが、個人的には木酢液のほうが効果が強いように見えます。

②サイアミーズ、シルバーフラミングフォックスやヤマトヌマエビに食べてもらう

黒ひげゴケを食べてくれる生体を入れるのも効果的です。

サイアミーズフライングフォックスシルバーフライングフォックスはコケを食べることで有名です。

特にシルバーフライングフォックスは進んでコケを食べるので、より効果的であるといえます。

ただ、結構数を入れないといけないので、駆除するとなると結構費用がかかります。

一方、ヤマトヌマエビも黒ひげゴケには有効です。ただし、そのままではあまり食べてくれません。前述したように、木酢液で弱くしてからであれば食べてくれるので、併用していくといいです。

③ピンセットなどで地道に取る。

かなり地道な方法ですが、ピンセットなどでごそっと抜いてしまうのもありです。
根元をピンセットや毛抜きなどでつまんで、ぐっと力を入れると簡単に取ることができます。

抜いたときの感覚も気持ちいいので、意外とおすすめです。また、目に見えてコケの量が減っていくので、いつの間にか夢中になってしまうこともあります。

ただ、抜けなかったコケが水槽中に舞ってしまうといけないので、やるときにはフィルターをオフにしておきましょう。

黒ひげゴケの原因はリン酸

では、続いて黒ひげゴケを根本的に発生させない方法について考えていきましょう。

黒ひげゴケの原因は主に「リン酸」と「硬度」です。リン酸といってもなかなか難しいところもあるかもしれません。

リン酸はエサや、魚の死骸、フンなどが原因で発生するものとされています。

ただ、リン酸は悪いことばかりではありません。植物が成長するために必要な三大要素
に「窒素」「カリウム」「リン酸」という言葉があります。水草を育てようとすると必要になってくる要素です。

ただ、実際に水草を育てていて「リン酸が不足している」というように感じることはありません。水槽内に自然に発生しているので、あまり気にしていないのが本当のところです。

ただ、増えてくると黒ひげゴケのようによくないことが起きますので、多すぎる時にはわかります。

黒ひげゴケが出てきたときには、リン酸の量を減らしていくことが必要なのです。

では、どのようにすればリン酸を減らすことができるのでしょうか。
考え方としては3つです。

①水槽内やフィルター内にリン酸をためないようにする。
②水草の育成を促し、リン酸を消費するようにする。
③化学物質などをフィルターに入れて、吸収してもらう。

①フィルターをこまめに掃除し、リン酸をためない。

まずは外部フィルターの掃除をしましょう。外部フィルターなどは水槽内の汚れをこしとる部分です。そうなると、フィルターの中にはエサの食べ残しやフンなどが多くなります。

これをこのままにしておくと、リン酸が発生しやすい状況になります。外部フィルターの掃除は面倒ですが、黒ひげゴケが発生してきたときには、速やかに掃除をしましょう。

掃除の仕方は外部フィルターの掃除の頻度は?掃除の仕方について解説!をご覧ください。

②水草の育成を促し、リン酸を消費するようにする。

水草が順調に育っているときには、黒ひげゴケは生えにくくなります。「絶対に生えない」というわけではありませんが、因果関係は大いにあります。

水草が育つときにはリン酸を必要とするので、水草が育つ=リン酸が少なくなるという構図がなりたちます。

水草の育成を促す方法としては、①二酸化炭素の添加を多めにする。②照明時間を増やす。などがあります。

ただし、照明時間を増やすとなると、その分緑色のコケが生えやすくなりますので、8時間から10時間程度にするのがおすすめです。

③リン酸除去剤をフィルターに入れて、吸収してもらう。

手っ取り早くリン酸を除去したいのであれば、リン酸除去剤を使用するといいです。
よく用いられるのはエーハイムのリン酸除去剤です。外部フィルターの中に入れるだけでリン酸を吸収してくれるので簡単です。

ただ、水槽の環境を改善したうえで使用するのであれば予防できますが、根本的に環境がよくないのであれば、効果は薄いです。

私も昔に買って使用しましたが、それ以前にエサをあげすぎていたり、水草がうまく育っていなかったので、効果はあまりありませんでした。

まずは、水槽内の環境をよくする手立てを講じてから、予防的な意味で導入しましょう。

水槽内の硬度が高いと発生しやすい

黒ひげゴケが生えやすい水の特徴として、硬度が高いことが挙げられます。
硬度はカルシウムやマグネシウムが水の中にどれくらい溶けているのかということです。
たくさん溶けているほど硬度が高いことになります。

私の水槽でも黒ひげゴケが発生するときは、硬度が高くなっているときが多いです。硬度指標はいろいろとありますが、試薬で測ってみるとわかりやすいです。

GHでいうと5~6以上になったら水草水槽では硬度が高いといえます。黒ひげゴケが発生したら、水の硬度が高いのかも?と疑ってみるとよいでしょう。

硬度が高いときの対処方法

硬度が高いときの対処法は次の通りです。

①浄水器で軟水にしてから水槽の水を換える。
②フィルター内に硬度を下げるろ材を入れる。(リバースグレイン)

硬度を下げるためには、上記の2つの方法がよいです。詳しくは、また記事にしたいと思いますので、今回は割愛します。

黒ひげゴケを予防するには、水槽内のバランスが大事

黒ひげゴケを予防するには、リン酸を除去し、硬度を下げることが大切です。また、水草が育っていることも大切な要素です。

今回お伝えした方法で除去した後、予防のための対策もしていきましょう。
じっくりと対策をしていけば、自然と黒ひげゴケが生えない水槽になっていきますので、少しずつ改善していきましょう。