この記事はこんな方のための記事です。
- 水草がきれいに育たず困っている
- ChihirosWRGBⅡの使い心地を知りたい
- ChihirosWRGBⅡと他のライトの違いを知りたい
水草をきれいに育てるために必要な条件はライト(照明)の性能が高いことです。
いくら長い時間点けていても、ライトが悪ければ水草は育ちませんし、枯れてしまうこともあります。
水草水槽歴13年以上になる私も、以前は水草がうまく育たず試行錯誤を繰り返しました。
しかし、照明を「Chihiros(チヒロズ)」に替えたことで、水草の育成に悩むことは少なくなりました。


そこで、この記事では60cm水槽用「ChihirosWRGBⅡ60」のレビューや他のライトとの比較をしていきます。
この記事を読めば、Chihiros WRGBが自分に合うライトなのかを判断することができます。
まずは結論からお伝えします。
- ChihirosWRGBで育たない水草はない
- スマホアプリで設定できるので管理が簡単
- 高機能なので価格はやや高め
私は現在5年ほどChihirosを使用していますが、「これ以上のライトはない」といえるくらい高機能で、水草もよく育ちます。
また、調光や点灯時間もアプリで設定できるので簡単です。
ただ、高機能なので価格は高めです。
【11/1限定】当選確率2分の1!1等最大100% Chihiros LED WRGB2 60 10周年モデル ブラック RGBライト 調光機能付き 4500lm 照明 60cm 水槽
コスパのよいライトが欲しいという方は「アクロ TRIANGLE VIVID」をおすすめしていますので、こちらをご覧ください。
それではここからChirosについてお伝えしていきます。
ChihirosWRGBⅡ60の特徴
まずは、CHihirosの主な特徴を紹介していきます。
水草が育ちやすい圧倒的な光量

ChihirosWRGBⅡ60の最大の特徴は「4500lm(ルーメン)」という圧倒的な光量です。
通常60cm水槽であれば3000lmもあれば水草は育つと言われているところ、そのおよそ1.5倍です。
調光できるので弱めることもできます。
特に赤系水草をきれいに育てたいのであれば、より光量の強いライトが必要になります。
「赤系水草がきれいな赤色になるのは、強い光から身を守るためだ」と言われていまので、強い光は必須です。
Chihiros WRGB60は強い光で、よりきれいな赤色に仕上げてくれます。
アプリによる時間設定ができる
通常、水草水槽では昼の一定時間だけ照明を点け、夜間は消します。
しかし、仕事をしていると帰りが遅くなることもあり、手動では点灯時間が不規則になります。
点灯時間を規則的に行うには、タイマー使うことになりますが、これがまた見栄えがよくありません。

chihirosのライトはアプリで点灯・消灯時間を簡単に管理することができます。
そのため、タイマーを使用することがなくなります。

光量や時間の調整も直感的に行いやすいアプリです。
アプリのダウンロードと設定は10分程度で終わりますので、初心者の方でも簡単です。
シーンに合わせた調光機能が付いている
マニュアルで赤・緑・青の割合を調節することができます。
これによって水槽を自分好みの色合いに変えることができます。

また、モードボタンを押せばそれぞれの水槽に合った設定を選ぶことができます。
- Red(赤系の水草を強調する)
- Green(水草の緑を強調する)
- Buce(ブセのような陰性水草に適した光)
- Fish(魚中心の水槽に適した光)
- Shrimp(エビ水槽に適した光)
- All(赤・青・緑すべての光を100%にする)
「赤系水草」「魚」など、水槽の中で際立たせたいものを光によって強調することができるのでおすすめです。






自然に近い 段階的な点灯・消灯ができる

点灯・消灯の際には、徐々に明るく・暗くなるように設定することができます。
段階的に明るくなることのメリットは何かあるの?
徐々に点灯・消灯させるメリットは2つです。
- 魚の飛び出しを減らす
- 自然観の演出
1つ目は、魚が水槽の外に飛び出す可能性が低くなることです。
RGBライトは、かなりの明るさがあるため、急に点灯すると魚が驚きバタバタと動き始めてしまいます。
この時、ガラス蓋が付いていないと勢い余って水槽の外に飛び出してしまうことがあります。
確かに点灯時には落ち着きがなくなるね。
Chihirosでは、そのような事故が少なくなることが1つのメリットです。
また、自然観を演出できるという点ももう1つのメリットといえます。
ChihirosWRGBⅡ60おすすめの設定
Chihirosは高機能のため、初めて購入した方はどのような設定にすればよいか迷ってしまう場合があります。
そのため、使用して5年以上たつ私が、おすすめの設定をお伝えします。
参考になれば嬉しいです。
光量は75~80%で設定する
100%で設定すると明るくてきれいなのですが、それに伴ってコケが生えやすくなります。
水草は育つし、熱帯魚の色は映えるけれどもコケを取るための手間も増えてしまいます。
そこで、光量を75~80%に設定することをおすすめします。

1年以上使用してきて、75%程度が最もコケが生えずに、水草が育つということがわかりました。
少し弱めに設定しておいて、水草の勢いがよくなってきたら強くしていくのがよいでしょう。
バランスがよいのは赤・青・緑が同じ割合
先ほどもお伝えした通り「様々なモード」がありますが、基本的には赤・青・緑を同じ割合にするのがおすすめです。
一番白くきれいな光が水槽を照らし、太陽光のように感じられるからです。

ただしこれは好みの問題や「何を中心とした水槽か」にもよるので、ぜひお好みのモードを見つけてみてください。
chihiros wrgbⅡ60と他メーカーとの比較
ここでは、明るさに定評がある製品との比較をしていきます。
表にしてみましたのでご覧ください。
なお、一般的に水草を育成するのであれば、3000lm(ルーメン)以上の光量があるとよいので、参考にしてご覧ください。
魚だけだったら、1500lm程度あれば十分です。
| 名称 | Chihiros LED WRGB2 60 ブラック![]() | フラット LED HL 600 | アクロ TRIANGLE LED GROW 600![]() | アクロ TRIANGLE LED VIVID 600![]() | AQUASKY RGB Ⅱ 60 ![]() |
| メーカー | Chhiros | コトブキ | チャーム | チャーム | ADA |
| 価格 | 約27000円 | 約6500円 | 9000円 | 13000円 | 約60000円 |
| lm(ルーメン) 光束 | 4500lm | 1130㏐ | 3000lm | 3450lm | 7200㏐ (推定) |
| k(ケルビン) 色温度 | 記載なし | 9200K | 7200K | 19500K相当 (参考値) | 記載なし |
| 消費電力 | 67W | 14W | 29.4W | 29.4W | 0~66W |
| LEDチップ | 60pcs | 記載なし | 33個 | 60個 | 70個 |
| 特徴 | ・アプリで調光、時間管理できる | ・スイッチで色切り替え可能 ・フレーム有水槽も〇 | ・リフトアップ用ワイヤー付き | ・フレームレス水槽のみ | ・スマホから設定可能 ・光量最大 ・通販なし |
| Amazon | 在庫切れ | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | 通販なし |
| 楽天 | 楽天で見る | 楽天で見る | 楽天で見る | 楽天で見る | 通販なし |
| Yahoo! | Yahoo!で見る | Yahoo!で見る | Yahoo!で見る | Yahoo!で見る |
ADA AQUASKY RGB Ⅱはさらに高機能

もっとも光量が多く機能的なのはADAの「AQUASKY RGB Ⅱ 60」です。
ADA製品は見た目もスタイリッシュで人気があります。
また、Chihirosと同様にスマホでの管理もできます。
ただ、問題は価格と入手方法です。ADAは60000円近くしており、CHihirosの約2倍です。
また、ADAは通販で販売しておらずメーカーが提携している店舗のみでの販売となっています。
ChihirosとADA AQUASKYを比較した場合、価格で比較した時にはChihirosのほうが手が出しやすいと考えます。
コスパはアクロ TRIANGLE VIVIDがよい

3000lm以上あって価格が安いのは「アクロ TRIANGLE LED VIVID600」です。
約15000円と比較的手を出しやすいです。
時間管理や調光はできませんが、水草育成には十分な光量があります。
時間管理をする場合には、タイマーやスマートプラグを購入する必要がありますが、価格を抑えたいという方には、十分におすすめできます。
chihiros wrgbⅡ60 SLIM(スリム)PRO(プロ)との比較
chihirosシリーズには、レギュラータイプに加え、SLIM(スリム)とPRO(プロ)があります。
| 製品名 | Chihiros WRGBⅡ 60 SLIM ![]() | Chihiros WRGBⅡ 60![]() | Chihiros WRGBⅡ60 PRO ![]() |
| 定格電力 | 45W | 67W | 74W |
| 寿命 | 50000時間 | 50000時間 | 30000時間 |
| 明るさ(全光束:㏐) | 2400㏐ | 4500㏐ | 6630㏐ |
| 大きさ | 584×128 ×15 | 600×140×18 | 600×143×18 |
| LEDチップの種類 | 3in1チップ | 3in1チップ | 4in1チップ rgb+white |
| 値段 | 約17000円 | 約27000円 | 約44000円 |
| Amazon | 在庫切れ | 在庫切れ | Amazonで見る |
| 楽天 | 楽天で見る | 楽天で見る | 楽天で見る |
| Yahoo! | Yahoo!で見る | Yahoo!で見る | Yahoo!で見る |
スリム・プロタイプと比較した結果はこのようになりました。それぞれ特徴がありますので、解説します。
Chihiros WRGBⅡ60 SLIM(スリム)

Chihiros WRGBⅡ60 SLIM(スリム)はChihiros WRGBⅡ 60のコンパクトサイズです。
スリムの特徴は次の通りです。
- 値段が安価であり、購入しやすい
- 光量(全光束)でいうとやや物足りない
60㎝水槽では、水草を育てるためには3000lm(ルーメン)の明るさが必要とされています。
Chihiros WRGBⅡ60 SLIM(スリム)は2400㏐とやや物足りないです。

陰性水草メインで育成する場合や、熱帯魚メインで「水草は重要視しない」という方にはおすすめです。
※取り扱いが少ないため、Amazonなどで品切れになっている場合があります。
【11/1限定】当選確率2分の1!1等最大100% Chihiros LED WRGB2 SLIM60 ブラック RGBライト 調光機能付き 2400lm 照明 60cm 水槽
Chihiros WRGBⅡ60 PRO(プロ)

Chihiros WRGBⅡ60PRO(プロ)は、通常のChihiros WRGBⅡ60の上位機種です。
プロの特徴は以下の通りです。
- 光量は圧倒的に多い。
- whiteチップが追加。水槽がきれいに見える。
- 高価である。
光量は6630㏐と圧倒的です。ここまで明るいライトはないくらいです。
また、プロはホワイトのチップが追加されており、より自然な色合いを出せるようになっています。
ただ、プロは値段も高く、オーバースペック(高すぎる性能)な感があります。
90㎝スリム水槽などで使用するとちょうどよいでしょう。
【全国送料無料】Chihiros チヒロス千尋 WRGB2 PRO 60 LEDライト
まとめ
以上Chihiros wrgb ライトのよさをお伝えしました。
ここまでをまとめます。
- Chihiros WRGBは買って後悔しない高機能ライト
- 水草育成に必要な機能がすべて備わっている
- 価格はやや高めだが、おすすめできる
わたしは、Chihirsのライトを使用したことで、水草の育成が容易に、さらに楽しくなりました。
価格はやや高めでしたが、5年使うことを考えると、1か月400円で使用し続けられる計算になります。
それできれいな水草を毎日眺められるのであれば安いものだと私は考えています。
















