熱帯魚育成

【モーリーの飼い方】混泳できる魚・種類ごとの特徴・油膜取りの能力などについて解説!

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グリーンネオンテトラの飼い方|混泳相手・寿命・水草の食害などについて解説!

この記事はこんな方のための記事です。

  • モーリーがどんな魚か知りたい
  • モーリーと混泳できる魚を知りたい
  • 油膜取りやコケ取りの能力が知りたい

「モーリー」は、カラフルな見た目と種類の多さから、熱帯魚の中でも人気があります。

初心者でも飼いやすい上に、水槽を華やかにしてくれるので入れてみたい人も多いのではないでしょうか。

また、水槽の油膜を食べてくれる魚としても有名です。

しかし、これから飼おうとしている方の中には「この魚と一緒に飼えるのかな?」「餌は何を食べるの?」など疑問に思うこともあるでしょう。

そこでこの記事では熱帯魚歴13年の私が、モーリーの基本的な飼い方や種類、一緒に飼える魚などについて解説していきます。

私は今でもモーリーを飼っています。

この記事を読めば、安心してモーリーを飼うことができます。

まずはこの記事のポイントからお伝えします。

  • モーリーは穏やかで混泳しやすい魚
  • 通常のモーリーのほかに「ライヤーテールモーリー」や「バルーンモーリー」などがいる
  • 繁殖も家庭でできる
  • 油膜取りの能力は高いが、コケはあまり食べない
タップできる目次
  1. モーリーってどんな魚?
  2. モーリーの主な種類
  3. モーリーを飼うための水槽サイズやフィルター
  4. モーリーと混泳できる・できない魚
  5. モーリーの繁殖方法
  6. モーリーの油膜取り・コケ取り能力
  7. モーリーはどこで買える?
  8. モーリーの水合わせの仕方
  9. モーリーのよくある質問 Q&A
  10. まとめ

モーリーってどんな魚?

まずは、モーリーがどのような魚なのかをざっくりと紹介していきます。

名称モーリー
科目カダヤシ目(メダカ類)
大きさ4~9㎝くらい
1匹の価格帯300~400円くらい
適正水温24~27℃くらい
混泳できる魚かなり幅広く混泳できる
群泳するかほぼ群泳しない
好きな水質中性から弱アルカリ性
泳ぐ場所上層~中層
繁殖家庭でもできる

一般的に広く育てられている熱帯魚ですので、初心者の方でも飼うことができます。

カラフルでバリエーション豊かな魚

一言でモーリーといっても、実はたくさんの種類がいます。

  • ブラックモーリー
  • オレンジモーリー
  • シルバーモーリー
  • ダルメシアンモーリー
  • バルーンモーリー
  • ブラックライヤーテールモーリー
  • オレンジライヤーテールモーリーなど

色のバリエーションも豊富ですし、形が違う種類もいます。

モーリーは色鮮やかで水槽内でも目立つので、数匹入れるだけでも華やかになります。

それぞれの種類については、後程「モーリーの種類」でお伝えしていきます。

性格は基本穏やか

モーリーは基本的に穏やかなので、たくさんの種類の魚と混泳(こんえい)することができます。

よく飼われているグッピーやネオンテトラなど、よく聞く熱帯魚がいる水槽に入れても問題ありません。

こちらもくわしくは後程お伝えします。

一般家庭でも稚魚を生む

モーリーは卵ではなく、お腹の中で孵化させてから稚魚を生む熱帯魚です。

グッピーなどと同じですね。

特に難しい器具や環境も必要ないので、家庭用の普通の水槽があれば繁殖させることができます。

繁殖させる時は、少し大きめの水槽を用意して困らないようにしてくださいね。

繁殖させたい場合は、60㎝水槽くらい大きいと安心です。

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モーリーの主な種類

モーリーにはいくつかのバリエーションがあり、見た目や体型に特徴があります。

ここでは、それぞれの特徴をお伝えしていきます。

画像がAmazonのリンクになっていますので、価格が気になる方は画像を押して確認してみてください。

ブラックモーリー

全身が黒いシンプルな種類で、最も流通量が多いです。

カラフルな熱帯魚が多い中で真っ黒な熱帯魚というのは逆に目立ちます。

数匹いるだけで目をひきますので、入れてみるのもよいでしょう。

オレンジモーリー

その名の通り、明るいオレンジ色が特徴のモーリーです。

ブラックモーリーと同じようにたくさん流通しているので、ショップなどでも置いているところが多いです。

オレンジ色がいると海水水槽のように華やかな感じがします。

シルバーモーリー

白銀のモーリーです。どちらかというと白に近いので「シルバー」という感じはしないかもしれません。

淡い色合いなので、濃い色の熱帯魚が多い場合は逆に目立つと思います。

ダルメシアンモーリー

白地に黒の色が入ったちょっと変わり種のモーリーです。

犬のダルメシアンの模様にそっくりで、見た目が面白いので人気があります。

他の種類のモーリーよりやや価格が高い印象ですが、2~3匹入れるとおもしろいかもしれません。

ブラッドオレンジライヤーテールモーリー

ヒレが上下に長い「ライヤーテールモーリー」の仲間です。

通常のモーリーよりもヒレが長く、ひらひらと優雅な感じがします。

「オレンジテールモーリー」よりもやや明るめのオレンジの魚が多いです。

ブラックライヤーテールモーリー

ブラックモーリーよりもヒレが長い品種です。

ヒレが長い品種は、強すぎる水流を嫌う傾向があるのでフィルターによっては、少し水流を調整してあげるとよいでしょう。

こちらも真っ黒なので、数匹でもかなり目立ちます。

ゴールデンブラックライヤーモーリー

頭側が黄色(金色)、しっぽ側が黒色の2色のモーリーです。

こちらも少し変わった色合いなのでおもしろいです。

オレンジとブラックのいいとこ取りといったところでしょうか。

バルーンダルメシアンモーリー

丸く太ったような形がカワイイ「バルーンモーリー」の仲間です。

その中でも白と黒の模様が入った種類をバルーンダルメシアンモーリーといいます。

ちなみに「バルーンモーリーは他のモーリーよりも寿命が短め」といわれることもあります。

「ミックス」として売られれているものもある

購入する時に、様々な色が混ざって数匹まとめて売られているモーリーもあります。

  • ミックスモーリー
  • ミックスライヤーモーリー
  • ミックスバルーンモーリー

「せっかく買うならカラフルな水槽にしたい」という方には、様々な色が入っているミックスを購入するのもおすすめです。

モーリーを飼うための水槽サイズやフィルター

では、ここからは初めてモーリーを飼い始めたい方に向けて、何が必要なのか、どのように飼ったらいいのかをお伝えしていきます。

モーリーは丈夫な熱帯魚ですが、ある程度の環境は整えてあげないといけません。

必要な水槽サイズ

水槽のサイズはいくつかありますが、30㎝水槽以上であれば飼うことができると考えています。

もちろん、大きいに越したことはないので、できれば45~60㎝を使用してほしいのです。

ただ、初心者の方で「いきなりそんな大きな水槽は置けないよ」という方には30㎝キューブ水槽がおすすめです。

サイコロのような立方体の水槽ですが、コンパクトな割に水量があるので飼いやすくなると思います。

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ろ過フィルターの選び方

水槽においてろ過フィルターはかなり重要です。

ろ過能力が低いフィルターを使ってしまうと、水が臭かったり、コケが生えやすくなったりしてしまいます。

個人的には、始めは外掛けフィルターでいいと思っています。

水槽のフチに掛ける「外掛けフィルター」

外掛けフィルターは、価格の割にろ過能力があるのでおすすめです。

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ただ、本格的に水草も一緒に育てたいのであれば「外部フィルター」をおすすめします。

フィルターについてはこちらでくわしく解説していますの、知りたい方はご覧ください。

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水槽用ヒーターは必要

水温は24〜27℃前後を好むため、水槽用のヒーターは必須です。

熱帯魚用のオートヒーターを使用すれば、26℃に水温を勝手に調整してくれますので、初心者の方にもおすすめです。

ただ、水温を下げる機能はないため、夏場などはエアコンなどを使って水温が上がりすぎないように管理してください。

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モーリーがよく食べるエサやあげるタイミング

「モーリーのエサは何をあげればいいの?」とわからない方も多いと思います。

モーリーはなんでもよく食べますので、一般的な人工飼料でいいです。

水槽の底のエサを食べるタイプではないので、できれば水面に長く浮いているフレークタイプのエサをおすすめします。

私は水を汚さないこちらのエサを使用していますが、基本的には「熱帯魚用のエサ」であれば何でも大丈夫です。


大きくて少し食べづらそうにしているときは、ピンセットなどでかき混ぜ、エサを細かくしてあげるとよいでしょう。

モーリーと混泳できる・できない魚

モーリーは基本的に穏やかな魚なので、他の魚を攻撃したりすることはほぼありません。

ですが、相手から攻撃されてしまったりすることもあるので、混泳相手は注意がひつようです。

混泳できる魚

やはり混泳しやすいのは「○○テトラ」と名前の付くカラシンと呼ばれる仲間です。

「ネオンテトラ」や「カージナルテトラ」「ラミーノーズテトラ」などは同じくらいの体の大きさなので仲良く混泳することができます。

また、コリドラスなど水槽の底にいる仲間とも一緒に泳がすことができますので、幅広く混泳できる魚だといえるでしょう。

まとめると、次のような仲間とは混泳できます。

  • ○○テトラ(カラシンの仲間)
  • コリドラスの仲間
  • プラティーの仲間
  • グッピーの仲間
  • オトシンクルス など

ダメな相手がほぼいないくらいなので、かなり安心して混泳させられます。

私がおすすめする混泳相手は次の通りです。こちらは、初心者にも飼いやすい魚です。

名称価格特徴Amazon楽天

ネオンテトラ
80~150円赤と青が特徴の飼いやすい熱帯魚。入門種としてもおすすめ。アマゾンで見る楽天で見る

カージナルテトラ
80円~200円ネオンテトラと違い、赤いラインが全体まで伸びている熱帯魚。アマゾンで見る楽天で見る

グリーンネオンテトラ
150~300円体全体が青緑色でキレイな小型熱帯魚。アマゾンで見る楽天で見る


ラミーノーズ
テトラ
100~200円赤い頭と白黒のヒレがきれいな魚。群泳もする。アマゾンで見る楽天で見る

ファイヤー
テトラ
100~250円別名レッドテトラ
青のカージナルと、赤色の混泳は見栄えがよい。
アマゾンで見る楽天で見る

チェリーバルブ
200~250円ピンク色がキレイな鯉の仲間。丈夫で穏やか。アマゾンで見る楽天で見る

ゴールデン
プリステラ
150~200円黄色の体と独特の泳ぎ方でかわいい魚。アマゾンで見る楽天で見る

オトシンクルス
200~300円ナマズの仲間。流木やガラス面のコケを食べる。アマゾンで見る楽天で見る

アフリカンランプアイ
100~250円目の青い色が特徴。群栄させるとキレイな魚。アマゾンで見る楽天で見る

コリドラス
パンダ
350~500円床底の食べ残しを食べてくれるお掃除屋さん。見た目もかわいい。アマゾンで見る楽天で見る

アカヒレ
90円~150円パイロットフィッシュとしておなじみの鯉の仲間。アマゾンで見る楽天で見る
※価格は変動します。現在の価格については右端のAmazon・楽天のリンクからご確認ください。

混泳できない魚

グリーンネオンテトラと混泳できない魚は次の通りです。

混泳できない魚

・体が大きい熱帯魚

・単体でしか飼育できない熱帯魚

水槽の環境や個体の性格によっては、できなくはないのですが初心者の方はやめておいた方がよいでしょう。

体が大きい熱帯魚

モーリーが食べられてしまうくらいの大きな熱帯魚とは混泳できません。

体の大きな熱帯魚は大型の水槽で飼育するため、混泳させることはないと思いますが念のためお伝えします。

「オスカー」や「ディスカス」など中型・大型の魚とは混泳させないようにしましょう。

単体でしか飼育できない熱帯魚

熱帯魚には、その種類だけしか水槽に入れられない物や1匹ずつでないとダメな種類がいます。

それらの種類とは混泳できません。主に次の種類です。

  • ベタ ×
  • エンゼルフィッシュ ×
  • スマトラ ×
  • パファー(フグの仲間)×


ベタは1匹ずつ飼育する魚で、エンゼルフィッシュやスマトラはその種類だけで飼育する魚です。

混泳させると攻撃されてしまいますので、同じ水槽で飼うことはおすすめできません。

ベタ ×
エンゼルフィッシュ ×
スマトラ ×

モーリーの繁殖方法

モーリーは、グッピーと同じくお腹の中で孵化させてから稚魚を生むタイプの熱帯魚です。

メダカのように卵を産み付けるタイプではなく、比較的簡単に繁殖をさせることができます。

オスとメスの見分け方

「モーリーのオスとメスはどうやって見分けるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。

体の特徴としては次の通りです。

  • オス:腹ビレが棒状になっている、メスよりやや小さめ
  • メル:腹ビレが丸みを帯びている

といわれても、よくわからないと思います。

また、通販サイトなどでは「オス」「メス」のように分けて売っていません。

そのため、繁殖をさせたいのであれば、10匹くらい買ってその中にオスとメスがいるだろうというくらいで考えるのがよいと思います。

もしくは、専門のショップの店員さんに「オスとメスをください」と伝えて選んでもらうといいでしょう。

稚魚が食べられないように隠れ家を作る

グッピーやプラティなどと同様に、稚魚は大人の熱帯魚に食べられてしまうことが多いです。

そのため、稚魚が食べられないように育てていく必要があります。その方法は2つです。

  • 隠れ家となるものを水槽に入れる
  • 隔離して育てる

まずは、1つの水槽の中で稚魚を育てていく方法です。

稚魚が食べられないように、水草や人口のオブジェなどを置いて、隠れ家になるようにしていきます。

何も置いていない水槽よりも稚魚の生存率が高いので、何かは置いてあげるのがおすすめでうす。

比較的簡単に育てられる水草は「マツモ」「アナカリス」「カボンバ」などです。

くわしくはこちらの記事をご覧ください。

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サテライトで隔離するのは確実

(グッピーの稚魚を隔離している様子)

メスのお腹がパンパンになってきたタイミングで、サテライトに移してあげるのは確実な方法です。

ただ、タイミングが難しいということもありますので、慣れてきたらでよいと思います。

私はこちらのサテライトを使用していますので、よければ参考になさってください。

こちらは水槽のフチに掛けるタイプで、買ってすぐに使用することができます。

他の種類の熱帯魚にも使用できるので1つは持っておくとよいでしょう。

モーリーの油膜取り・コケ取り能力

モーリーは水面に浮かんだ汚れ(油膜)を食べるということでも有名な熱帯魚です。

実際に私も油膜取りとしての役割で水槽に入れているのも事実です。

ここでは、モーリーの油膜やコケ取りの能力についてお伝えします。

油膜はよく食べるので水面がキレイになる

水中のタンパク質などが水中にあると、ギラギラした油膜ができたり、細かい泡が残ってしまったりします。

水面が汚いと、嫌になってしまいますよね。

モーリーは水面付近を泳ぎ、パクパクと水面のタンパク質を食べてくれます。

実際に、モーリーがいる水槽と、そうでない水槽では水面の汚れが全く違いました。

そのため、水面がなんだか汚いという方にはモーリーはおすすめできます。

油膜や細かい泡の除去については、こちらの記事も参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください。

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コケはつまむけれど そこまで食べない

では「コケ取り能力」としてはどうでしょうか。

実際に飼育している私が感じるのは「コケはついばむけどそこまで食べない」ということです。

岩や流木などについたコケを食べようと、ちょんちょんと口でついばみますが、コケの量はほぼ変わっていません。

コケ取りとしての役割はほとんどないといってよいと思っています。

コケを取りたいのであれば、圧倒的にヤマトヌマエビがおすすめです。

ヤマトヌマエビがいるのといないのでは、水槽のキレイさが全く違いますので、ぜひ入れてみてください。

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モーリーはどこで買える?

ここまでを読んで「モーリーを飼ってみたいな」と思った方も多いと思います。

では、モーリーはどこで買うのがよいのでしょうか。

あまり管理ができていないところで購入すると、すぐに弱って死んでしまうことがりますので注意してください。

熱帯魚ショップ

専門の熱帯魚ショップで購入するのはおすすめです。

実際にモーリーの様子を見て購入することができますし、管理している水槽の様子を見ることもできます。

知識があるスタッフの方に、わからないことを聞くこともできるのでおすすめの買い方といえるでしょう。

しかし、家の近くに専門店がない場合もあります。

専門の通販ショップ

近くにショップがない場合は、熱帯魚や水草専門の通販ショップで購入することをおすすめします。

現在ではAmazon経由でも購入することができますし、しっかりと管理されている企業なので、安心して購入することができます。

夏や冬などはしっかり温度管理がなされて届きますが、再配達などになると保証されない場合がありますので注意が必要です。

ホームセンターなどの熱帯魚コーナー

ホームセンターなどに併設されている熱帯魚コーナーでもモーリーは売っています。

手軽でいいのですが、水槽の様子はよく見ることをおすすめします。

管理が悪いショップだと、水槽がコケだらけになっている場合があります。

水槽がコケだらけのショップは基本的に、あまり飼い方がよくない場合が多いです。

私も数回飼って、すぐに死んでしまったこともあります。

水槽の様子はそのまま熱帯魚の健康状態に関わると思っているので、よく見てダメそうなら専門の通販のほうがよいと考えています。

モーリーの水合わせの仕方

いざモーリーを飼ってきた場合、どのように水合わせをすればいいかわからない方もいるでしょう。

ここでは、モーリーを安全に水槽に迎え入れるための水合わせの方法についてお伝えします。

「水合わせ」は、自分の水槽の水に慣れさせることです。

点滴法がおすすめ

点滴法は、熱帯魚ショップの水に自分の水槽の水を少しずつ入れて、徐々に水の変化に慣れさせていく方法です。

まず、買ってきた袋のまま水面に浮かべて水温を合わせていきます。

30分ほどたったら、袋の水と熱帯魚をバケツに移していきます。

ここに、専用の水合わせキットを使い、ポタポタと水を入れていきます。

30分~1時間程度水を入れて水が増えてきたら、モーリーだけを網ですくって水槽に入れていきます。

この水合わせキットは数百円で手に入りますし、これからずっと使えますので持っておくことをおすすめします。

さらにくわしい解説はこちらの記事でご覧ください。

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袋のまま水合わせをする方法もある

「水合わせキットなんて持っていないよ」という方は、袋のまま水合わせをしていきましょう。

まずは同じように袋を水面に30分程度浮かべて温度を合わせます。

その後、縛っているゴムを切って袋を開けます。

そこに、水槽の水が袋の1/3くらい入るように入れていきます。

この状態で15分程度待ちます。

また1/3くらいの水が入れ替わるようにして、15分待ちます。

これを2~3回繰り返し、できたら袋の水ごとモーリーを水槽に入れていけば完成です。

モーリーのよくある質問 Q&A

ここでは、モーリーのよくある質問についてお答えします。

モーリーの寿命はどれくらいですか。

一般的には2~3年といわれています。私の水槽でもだいたいそれくらいで死んでしまうことが多いです。

水槽の環境が悪いときだと1年もたないこともありますので、水換えなどをしっかり行っていきましょう。

モーリーは病気になりやすいですか?

病気にかかりやすいということはないと思います。

ろ過フィルタ―がしっかりあって、ろ過がしっかりとされていれば病気になることはないでしょう。

底床は何がいいですか?

底床(ていしょう):水の底に敷くものは、砂利でもソイル(土)でもなんでもいいと思います。

モーリーは基本的に「中性~弱アルカリ性を好む」といわれています。

ソイルは弱酸性に水を近づける性質があるため、水草を育てないのであれば、砂利などがおすすめです。

まとめ

ここまでをまとめます。

  • モーリーはカラフルで種類も豊富な魚
  • 幅広く混泳できるタイプの熱帯魚
  • 初心者にもおすすめできす
  • 油膜は食べるがコケは食べない
  • 繁殖は比較的やりやすい
  • 水合わせは点滴法がおすすめ

モーリーは丈夫で繁殖も簡単な初心者向けの熱帯魚です。

見た目がいいだけでなく、油膜取りとしても優秀な魚です。

水槽に3~5匹いるだけでもかなり楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてください。

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