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もう悩まない!水槽の油膜を取る4つの方法と対策~スキマーも有効に使おう~

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この記事はこんな方のための記事です。

  • 何回取り除いても油膜が出てきて困っている。
  • 手作業で油膜を取る時間をなくしたい。
  • 油膜を根本的に解決したい。

水槽を管理していると、水面にギラギラした膜のようなものが出てくることがあります。

きれいな水槽を眺めていたいのに、美観を損ねますし、何回とってもなくならないので困ってしまいます。

状況によっては、魚やエビなど、生体の健康状態にも影響を及ぼすことがありますので、できるだけ早く対策をしたいものです。

油膜を放置しておくと、以下のようなデメリットがあります。

油膜のデメリット

①単純に見た目が悪い
②酸素不足、二酸化炭素過多になりやすい。
③照明の効果が下がる


通常、水面は空気と触れていて酸素や二酸化炭素の交換を行っています。

しかし、油膜が張っていると交換が行われづらくなり、添加している二酸化炭素がこもってしまったり、酸素が供給されなくなってしまうこともあります。

また、ほんの少しですがギラギラした膜に光が反射してしまい、照明の効果が下がることも考えられます。

そこで、この記事では油膜を消すための対策と、油膜が出にくい水槽にするための方法について詳しく解説します。

この記事を読めば、毎日油膜を気にすることもなくなり、作業の時間をぐっと少なくすることができます。

油膜の主な原因は「有機物」

油膜の主な原因は「有機物(タンパク質など)」と言われています。

具体的には、エサの食べ残しや油分、バクテリアの死骸などです。

確実に「これ」という原因ははっきりしていませんが、水槽を12年以上管理している中で次のような時に発生することが多いです。

・フィルターのろ過能力が低いとき
・魚・エビなどの生体の数が多いとき
・エサやりの回数が多いとき
・魚が死んでしまったとき
・水草をトリミングした後

では、油膜を取り除く方法と根本的な対策についてみていきましょう。

油膜を取り除く方法は4つ

ここでは、油膜を取り除くための具体的な方法について、効果の高いものからご紹介します。

  • エアレーションで水面の表面積を増やす。
  • スキマー(器具)を利用して水を循環させる。
  • 油膜を食べる生体に食べてもらう。
  • キッチンペーパーで吸い取る。

油膜が出てから、毎回手作業で取り除くのは大変です。

エアレーションやスキマーなどを利用して、手を加えなくても自然に油膜が出ない状況を作り出すことをおすすめします。

では、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

①エアレーションで水面の表面積を増やす

油膜を除去する最も効果的な方法は「エアレーションをする」ということです。

「エアレーションは」空気を送り込むブクブクのことです。

油膜は水面が動かない状態の時に発生することが多いです。

そのため、水面を揺らしたり、かき混ぜるようにすると消えていきます。

エアレーションは酸素を送り込みながら水面を揺らし、さらに水槽内を循環させてくれるので、効率的に油膜を消すことができます。

ただし、水草を育成している方は、エアレーションを行う時間帯に気を付ける必要があります。

水面を揺らすことで二酸化炭素添加の効果が落ちますので、夜間のみエアレーションをすることをおすすめします。

他にも、リリィパイプやシャワーパイプなどを使用して、水面を波打たせることも有効です。

②スキマーを使用して、水を循環させる

コトブキ工芸HPから引用

2つ目は「スキマー(器具)」を使用して水を循環させることです。

スキマーは水面付近の水を吸い取り、フィルターなどを通して水中に排水する機械のことです。

電動で動くものもありますし、フィルターの吸水パイプ側に取り付けるものもあります。

エアレーションと違い、こちらは二酸化炭素の添加効率を下げることがありませんので、水草を育成している方にはおすすめです。

電動のスキマーと吸水パイプに取り付けるスキマーは、それぞれにメリットとデメリットがあります。

メリットデメリット
電動のスキマー・フィルターの種類を選ばず使用できる。
・電動なので時間で管理できる。
・配線が目立つ
・電気代がかかる
パイプ型スキマー・目立たない
・取り付けが簡単
・初期の調整が難しい
・外部フィルターのみ使用可能

電動スキマーはどのフィルターを使用していても取り付けることができますので、外掛けフィルターや底面フィルターを使用している方におすすめです。

外部フィルターを使用している場合は、吸水パイプに取り付けることもできます。「できるだけ配線などを増やしたくない」という方は、パイプ一体型をおすすめします。

③油膜を食べる生体に食べてもらう

油膜を食べる生体に食べてもらうという方法もあります。

主に「モーリー」と「プラティ」の仲間が食べてくれますが、ブラックモーリーが一番おすすめです。

なぜかというと、実際に今まで飼育していてプラティよりもブラックモーリーのほうが油膜を食べる場面を見ることが多かったためです。

ただし、こちらもあくまで予防的な意味合いとして考えるくらいでちょうどいいです。

「エアレーションをする」「スキマーを使用する」ときとは比べ物になりませんので、モーリーやプラティが好きという方だけにおすすめします。

④キッチンペーパーで油膜を吸い取る

一番即効性が高いのがキッチンペーパーで油膜を吸い取ることです。

こちらの方法は一番原始的ですが、一刻も早く油膜を取り除きたいときに有効です。

「友人が家に来て、きれいな水槽を見せたい」「気になって仕方がないから一時的でも取り除きたい」という時にはおすすめです。

また、メダカ水槽など、フィルターを入れていない水槽などではこの方法で行うのがよいでしょう。

あくまでも一時的な対処法なので、やり始めると毎日時間をかけることになってしまいます。

油膜が出にくい水槽にするための方法

では、そもそも油膜が出ないようにするにはどうすればよいのでしょうか。

次の方法が挙げられます。

  • エサの量を減らす。
  • ろ過能力の高いフィルターにする。
  • 生体を別の水槽に分けて減らす。

エサの量を減らす

エサの量や与える回数が多いことで油膜が発生しやすくなります。

エサは3日に1回、30秒程度ですべて食べ終える量で充分です。

もちろん魚の状態を見ていただき、痩せてしまっている場合はもう少し与える必要がありますが、思っているよりも少ない量でも元気に育ってくれます。

エサのパッケージ「1日に3回」などと書いてある製品もありますが、それでは水質が悪くなる一方なので、鵜呑みにしないようにしてください。

食べ残しや、フンの量が減ることで油膜を抑えることができます。

ろ過能力の高いフィルターにする

ろ過能力の高いフィルターは、バクテリアを多く育てることができ、水をきれいに保ってくれます。

特におすすめなのは「外部フィルター」です。もっとも優れたろ過能力を持っているフィルターですので、きれいな水槽を管理したいのであれば必須であるといえます。

60cm水槽におすすめの外部フィルター5選はこちら≪

生体を別の水槽に分けて減らす

もし小型の水槽で外部フィルターを使用できないのであれば、単純に水槽の中にいる生体(魚・エビ)の数を減らすのがよいでしょう。

もう1つ安い水槽を購入して分けて管理することで、1つの水槽の水質が悪くなるのを防ぐことができます。

まとめ 除去の方法と解決策

油膜を除去する方法は4つでしたが、おすすめする方法は「エアレーションをする」「スキマーを使用する」ことです。

エアレーションは時間で管理できるので、こちらのスマートプラグの製品を使用すると毎日スイッチを入れる必要がなくなります。

また、それと同時に根本的な問題に対処していくことで油膜を確実に消すことができるでしょう。まずは「エサの量を見直す」「ろ過能力の高いフィルターの導入」をしてみてください。

きっと上から水槽を覗くのも楽しい時間になりますよ。