水草育成

水草がきれいに育つおすすめの栄養系ソイル3選~量や厚さについても解説~

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この記事はこんな方のための記事です。

  • 水草育成を失敗しないソイルを知りたい
  • コケに悩まされない栄養系ソイルを知りたい
  • どれくらいの量のソイルを入れればよいか知りたい

水草水槽を立ち上げる時、ソイルの種類と量を考えることは重要です。

ソイルの種類や量を間違ってしまうと、立ち上げ時にコケだらけになってしまったり、栄養不足で水草が育たなかったりするからです。

水草水槽歴12年になる私も、以前はソイルの選択や量を誤り水草がコケまみれになってしまったことがあります。

しかし、現在では水草が育たずに枯れてしまうことはなくなりました。

そこで、この記事では初心者の方に向けて、おすすめのソイルや水槽に入れる量を詳しく解説していきます。

この記事を読めば、立ち上げ時の失敗が少なくなり、生き生きとした水草が育てられるようになります。

結論からお伝えすると、次の3つがおすすめです。

商品名マスターソイル ネクスト
水草一番サンド
リベラソイル
ブランドJUNGEXRIVERA
1Lあたりの
値段
約498円約337円約332円
色合いブラック
ブラウン
ブラックブラック
粒サイズ4~5mm2~4mm1.5~3mm
Amazon売れ筋
(水槽用底床)
138位20位133位
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楽天楽天で見る楽天で見る楽天で見る
※価格は変動します。詳しくはAmazon・楽天のリンクからご覧ください。


特におすすめなのは「水草一番サンド」です。粒の大きさもちょうどよく、水草が抜けづらいのでおすすめです。

栄養系ソイルを使用することのメリット

ここでは、栄養系ソイルを使用するメリット・デメリットについてお伝えします。

こちらがわかっていないと、商品を選ぶときにも迷ってしまいますので先にお伝えしていきます。

①水草の成長に必要な栄養素が入っている

栄養系ソイルを使用する1番の目的は、水草に必要な栄養素が入っており、育成を促進することです。水草を育成する上で必要な3大栄養素は以下の通りです。

  • 窒素
  • リン
  • カリウム


栄養系ソイルの中には、これらの栄養素が豊富に含まれているため水草育成をより簡単にすることができます。

砂利などの中にはこのような栄養素は含まれていないため、自分で固形肥料や液体肥料などを添加して量を調整していかなくてはなりません。

自分で適切な肥料を追加したり、調節したりするのは少し難しいです。

そのため、始めから栄養がバランスよく含まれている栄養系のソイルを使用するのが簡単です。

②水草が好む軟水の水に調整してくれる

栄養素のほかに、水草を育成する上で重要なポイントが「硬度」です。

ほとんどの水草は、硬度が低い「軟水」を好みます。

しかし、地域によっては水道水の硬度が高かったり、石を入れることで硬度が高くなったりします。

そのため、水草の調子が悪くなってしまったり、うまく育たなかったりすることがあります。

ソイルは、水を軟水にする働きがあり、水草が育ちやすい水に自然と調整してくれます。

さらに簡単に軟水化する方法を知りたい方は【効果あり!】リバースグレインソフトで簡単に軟水化する方法をご覧ください。

初心者におすすめの栄養系ソイル3選

商品名マスターソイル ネクスト
水草一番サンド
リベラソイル
ブランドJUNGEXRIVERA
1Lあたりの
値段
約498円約337円約332円
色合いブラック
ブラウン
ブラックブラック
粒サイズ4~5mm2~4mm1.5~3mm
Amazon売れ筋
(水槽用底床)
138位20位133位
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※価格は変動します。詳しくはAmazon・楽天のリンクからご覧ください。

マスターソイルネクスト

JUN公式サイトから引用

水草飼育をより進化させた国産天然土100%使用のハイグレードソイルです。

栄養系と吸着系のいいとこどりをしたようなソイルで、バランスがよいです。

天然由来の成分を配合することで、水草の育成を促進し、あわせて苔の発生も抑制する効果があります。

また、天然ソイルの力で吸着し、透明度の高い輝く飼育水が簡単につくれ、ビーシュリンプや熱帯魚の飼育にも最適です。

また、色がブラックとブラウンの2色あるのが嬉しいです。

水草一番サンド

GEX公式サイトから引用

有名水槽メーカーGEXから発売されているソイルです。

通販やショップなどどこでも売られており、人気の高さが伺えます。

「水草一番」という名前の通り、水草育成に特化したソイルです。‎原材料は天然土、リン酸などです。

栄養系ソイルの中でも比較的値段が安いので、手に取りやすい商品です。

リベラソイル

デルフィス公式サイトから引用

リベラソイルは簡単に水草を育てて、楽しめるように開発した水草用底床土(ソイル)です。

良質な100%国産のソイルをブレンドし、水草の成長に必要な窒素成分や微量元素などを豊富に含んでいます。

また水草が根から栄養分を効率よく穏やかに吸収できるので、水草が長期間に渡り生き生き育ちます。

粒は適度な硬さがあり、崩れにくく通気性が良いため、根が張り易く、根腐れし難いのも特徴です。

水は弱酸性になり、ほとんどの水草に適しています。粒に重さがあるので、パウダー状のソイルを使用しなくても前景の水草の植え込みができます。

水槽に入れるソイルの適切な量

水槽に入れるソイルの量によって、水草の育成状態や、コケの出方は大きく変わってきます。

ソイルを入れすぎてしまうと、栄養素が多くなりすぎてコケが出やすくなります。

逆にソイルの量が少なすぎてしまうと、水草が根を張ることができずに浮き上がってしまったり、よく育たなかったりします。

では、どれくらいの量を入れるのがよいのでしょうか。

水槽のレイアウトにより異なりますが、およその目安は次の通りです。

  • 30㎝キューブ水槽:4L程度
  • 45㎝水槽:7L程度
  • 60㎝水槽:11L程度

今回は、平均して6㎝程度ソイルを入れている計算にしています。

手前は薄く、奥は厚くソイルを入れる

一般的に、レイアウトをするときには奥に向かってソイルが高くなるように入れていきます。

そのほうが、奥行きが出て見た目がよいからです。

水槽の大きさにもよりますが、60cm水槽の場合で考えると手前が4~5cm、奥は7cm以上ソイルを入れるのがよいでしょう。

手前は薄すぎず厚すぎずを意識して

手前は5cm程度がよいでしょう。それ以上に厚くしすぎると、厚ぼったい印象になりすぎてしまいます。

また、薄すぎると前景草の育ちがやや悪くなります。

私は一度3cm程度で試したこともありましたが、根が張れずに水草が浮かび上がってしまいました。

水草が浮いてしまう原因について知りたい方は≫こちら≪をご覧ください。

奥はしっかりと厚めにソイルを入れる

奥は7cm以上を目安にしていきます。後ろに植える後景草は栄養の吸収も多いので、これくらいにしたほうが根の張りもよくなります。

また、もう少し高くしたい場合には、下に軽石を入れるなど、かさ増しをしていくのがよいでしょう。

ソイルの量を節約しつつ、高さを出すことができます。

まとめ

水草育成をするなら栄養系ソイルを使用することをおすすめします。

次の3つの中から選んでおけば、水草育成に問題が起きることは少ないです。

  • マスターソイル
  • 水草一番サンド
  • リベラソイル


また、初心者の方でも比較的簡単に育成できる水草を選ぶことも大切です。

詳しくは下記からご覧ください。