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【45cm水槽用】ヒーターおすすめ3選!~サーモスタット分離型や一体型のメリットも解説!~

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この記事はこんな方のための記事です。

  • たくさんの種類があって、どのヒーターを選べばよいかわからない。
  • 45cm水槽用のおすすめのヒーターを知りたい。
  • しっかり比較してからヒーターを購入したい。

熱帯魚の飼育にヒーターは欠かせません。

しかし、各メーカーのヒーターは形も価格も違い、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いです。

熱帯魚水槽歴12年になる私も、以前はどのヒーターを選べばよいかわからず悩みました。

そこで、今回は45㎝水槽を管理する方のために、ヒーターの選び方おすすめのヒーターについて解説していきます。

この記事を読めば、無駄な出費をしないで、失敗なくヒーターを選ぶことができますよ。

すぐにおすすめを知りたい方は「45cm水槽おすすめヒーター」へお進みください。

水槽用のヒーターは3タイプある

一口に「ヒーター」といっても、実は3タイプの種類があります。

  • オートヒーター(温度固定タイプ)
  • サーモスタット+ヒーター(分離型タイプ)
  • サーモスタット・ヒーター(一体型タイプ)


サーモスタット」というのは温度を検知する機械のことです。

GEX公式サイトから引用

サーモスタットが付いているタイプは、自分で好きな温度に設定することができます。

オートヒーター」は商品ごとに設定温度が決まっていて、その温度になるように水を温めてくれます。

熱帯魚用は基本的に26度設定です。

もう少しくわしく説明します。

オートヒーター(温度固定タイプ)

GEX製公式サイトから引用

オートヒーターは一定の温度に保ってくれる一番シンプルなヒーターです。

温度を感知するサーモスタットは内蔵されています。

オートヒーターを使用するメリット・デメリットは次の通りです。

メリット

①スッキリとして見た目

②比較的安く購入できる

デメリット

①温度の調節はできない

サーモスタットや温度調節のダイヤルがないため、水槽回りのごちゃごちゃとした印象がなくなります。

また、比較的安いものが多いので価格を重視する方にはこちらがおすすめです。

ただ、決まった温度になってしまうので、細かい調整をしたい方には向いていません

特にこだわりがなければ、オートヒータをおすすめします。

サーモスタット+ヒーター(分離型タイプ)

GEX公式サイトから引用

サーモスタットとは、温度を感知する機械のことです。

サーモスタットが「温度が低い」と判断したら、ヒーターが温まり、水が一定の温度まで上がるというものです。

サーモスタット・ヒーター(分離タイプ)を購入・使用するメリットとデメリットは次の通りです。

メリット

①温度調節ができる

②壊れたときに、片方だけ買い直せる

③長期間使用すると経済的

デメリット

①初期費用がかかる

このタイプは、15~30℃の幅で自分で温度を設定することができます。

温度を調整することなんてあるの?

と思う方もいると思います。温度調整する場面は次の通りです。

温度調整が必要な場面

・白点病など、魚の病気を治す時
・水草に合った温度にしたい時

魚が病気にかかってしまったとき、水温を30℃程度まで上げることで治療をする場合があります。

また、水草の中には細かい温度調整をしたほうがよいものもあります。

水草に合わせて温度を変えたい方はこちらをおすすめします。

また、ヒーターが壊れてしまった場合に「交換用ヒーター」だけを安価で購入することができるのも、分離型のメリットです。

サーモスタット・ヒーター(一体型タイプ)

GEX公式サイトから引用

サーモスタット・ヒーター(一体型)はサーモスタットとヒーターがくっついた状態で売られているものです。

価格も「オートヒーター」と「分離タイプ」の中間のくらいです。

一体型を購入・使用するメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット

①温度調節ができる

②分離タイプよりも初期費用がかからない

デメリット

①片方が壊れた場合、一緒に買い替えないといけない


試しに温度調節をしてみたい」という方におすすめです。

ここからは、ヒーターの「ワット数」について説明します。

すぐにおすすめのヒーターを知りたい方は「45㎝用おすすめヒーター」に進んでください。

45cm水槽に合ったワット数を選ぶ

続いて、水槽に合ったワット数についてです。

一般的な45㎝規格水槽はおよそ30L程度の水が入ります。

ワット数で考えると、45㎝水槽では100~120Wのものが適しています。

テトラ公式サイトから引用

水量で書いてある場合は「40L以下」のように30Lも含まれるような標記のものを購入してください。

ワット数が小さいヒーターを買ってはいけないの?

ワット数が大きいものは値段が高く、買うのをためらってしまう場合があります。

「できることならワット数が小さい安いもので代用できないか」と考える方もいると思います。

小さくて安いヒーターでも別にいいんじゃないの?

それは、おすすめできません。なぜならランニングコスト(電気代)が高くなるからです。

ワット数の低いヒーターでは水が温まり切らず、常に電源がONになった状態になってしまいます。

そのため適正なヒーターを買わないと、電気代がかさんでしまいます。

電力会社のHPでも記載がありますので、ご覧ください。

大きめの水槽を小さなヒーターで温めると、なかなか水温が上がりません。

結果的に、ヒーターの消費電力が大きくなって電気代が上がってしまいます。

LOOP でんき公式サイトより引用

45㎝スリム・ハイタイプは水量が違うので注意

45㎝水槽といっても、通常の水槽とは大きさが異なる場合があります。

その場合は、その水量に合わせたものを購入してください。

大きさ水量
45㎝規格水槽幅45×奥行24×高さ30約30L
45㎝スリム水槽幅45×奥行20×高さ22約18L
45㎝キューブ水槽幅45×奥行45×高さ45約85L

45㎝水槽用おすすめヒーター【3タイプ別】

ここからは45㎝水槽用のおすすめヒーターを紹介します。

ヒーターは3タイプありますので、タイプごとにメーカーの比較、おすすめ商品の紹介をしていきます。

オートヒーター(温度固定タイプ)

GEX製公式サイトから引用

オートヒーターは、水槽に入れるだけで自動で温度を管理していくれる商品です。

温度を調節しないのであれば、オートヒーターを選ぶことをおすすめします

名称テトラ (Tetra) ミニヒーター 100W
GEX AQUA HEATER スタンディ 120
エヴァリス プリセットオートヒーター AR 100W
メーカーテトラ (Tetra)GEXエヴァリス
設定温度26℃26℃26℃
保証期間1年1年
(ユーザー登録で2年)
1年
値段1400円2200円2100円
Amazon順位1位4位73位
特徴・発熱がわかるランプ
・カバー付き
・安全装置付き
・2年保障
・2段階のW安全装置付き(空焚き後も再使用可
・発熱がわかるランプ
・国内製造
・カバー付き
・安全装置付き
Amazonアマゾンで見るアマゾンで見るアマゾンで見る
楽天楽天で見る楽天で見る楽天で見る
※価格は変動することがありますので、リンクからご確認ください。

テトラ ミニヒーター100w

テトラ公式サイトから引用

オートヒーターのおすすめ1つ目は「テトラ (Tetra) ミニヒーター 100W」です。

今回比較した商品の中でもっとも価格が安いです。

Amazonでの売り上げも1位になっており、多くのアクアリストが使用していることがわかります。

コスパ重視の方はこちらがおすすめです。

ジェックス スタンディ120

GEX公式サイトから引用

オートヒーターのおすすめ2つ目は「GEX AQUA HEATER スタンディ 120」です。

まず、GEXは保証期間が2年ともっとも長いです(※ユーザー登録が必要)

ヒーターは消耗品なので、ある日突然温まらなくなってしまうこともあります。

2年間も無料で交換・修理をしてくれるのはありがたいです。

また、1度空気中に出して空焚きしてしまっても再度利用可能な「うっかり防止機能」も付いています。

GEX HPから引用

他のヒーターは、空焚きしたらもう使えません。

たった1度の失敗で数千円を捨てることになるのは痛いです。

特に初心者のころはやりがちなミスなので、この機能はおすすめです。

エヴァリス プリセットオートヒーター AR100W

エヴァリス公式サイトから引用

エヴァリス プリセットオートヒーター AR 100W」は国内メーカーエヴァリスのオートヒーターです。

口コミでは「しっかりと26度になりました!」という温度の正確性を評価する声が多いです。

国内メーカーならではの品質管理でアクアリストからの信頼感があります。

サーモスタット・ヒーター分離型タイプ

このタイプは、細かな温度調整ができることと、ヒーターが壊れた時に交換用ヒーターだけを購入すればよいというメリットがあります。

名称
GEX AQUA HEATER セーフカバーナビパック 120W

 

寿工芸 セーフティヒートセットSP110W
エヴァリス サーモスタット 300-RD
メーカーGEXコトブキエヴァリス
サーモスタットだけ
の値段
2000円3200円4100円
ヒーターだけの値段2000円2600円1700円
合計の値段4000円5800円5800円
パックで購入した時の
値段
3900円5100円なし
(サーモとヒーターを別に買う必要あり)
設定温度15~35℃19~31℃15~35℃
特徴・2年保障
・2段階のW安全装置付き(空焚き後も再使用可
・保証期間1年(海水6か月)・安心の国内生産
・保証期間1年
・交換用ヒーターがやや安い
Amazonアマゾンで見るアマゾンで見るアマゾンで見る(サーモスタット)アマゾンで見る(ヒーター単体)
楽天楽天で見る楽天で見る楽天で見る(サーモスタット)

楽天で見る(ヒーター単体)
※価格は変動することがありますので、リンクからご確認ください。

GEX AQUA HEATER セーフカバーナビパック 120 サーモスタット+ヒーター

GEX公式サイトから引用

価格や保証期間・設定温度等を考えても「GEX AQUA HEATER セーフカバーナビパック 120W」をおすすめします。

サーモスタットの値段とヒーターを別で買ったとしても、パックで買ったとしてもお得です。

店舗では置いていないところも多いので、チャームやアマゾンなど通販で購入するほうが確実です。

サーモスタット・ヒーター(一体型)

GEX公式サイトから引用

サーモスタット・ヒーター(一体型)でおすすめできるものを紹介します。

名称
テトラ ミニヒーター コントロール 100W
GEX NEW セーフカバー ヒートナビ 120

エヴァリス オートヒーター ダイヤルブリッジ R100AF2
メーカーテトラGEX エヴァリス
設定できる
温度
15~35℃15~35℃22~31℃
値段2200円3700円5300円
保証期間1年2年保証1年
特徴・最安値・2段階のW安全装置付き(空焚き後も再使用可・安心の国内生産
・コードがスッキリ
Amazonアマゾンで見るアマゾンで見るアマゾンで見る
楽天楽天で見る楽天で見る楽天で見る
※価格は変動することがありますので、リンクからご確認ください。

テトラ ミニヒーター コントロール 100W

テトラ公式サイトから引用

テトラ ミニヒーター コントロール 100W」は価格が最も安いのでおすすめです。

コンパクトな作りなので、水槽の周りでもあまりごちゃごちゃとしません。

初期費用は抑えたいけれど、温度調整はしたいという方におすすめです。

GEX AQUA HEATER NEW セーフカバー ヒートナビ 120 サーモスタット+ヒーター一体型

GEX公式サイトから引用

GEX AQUA HEATER NEW セーフカバー ヒートナビ 120 サーモスタット+ヒーター一体型」は、保証期間が長く、うっかり防止機能がついているのが特徴です。

まちがって空気中に出してしまい、安全装置が作動しても、再度使用することができます。

他のヒーターは、空焚きしたらもう使えません。

また、保証が2年なので、安心を求める方にはおすすめです。

エヴァリス オートヒーター ダイヤルブリッジ R100AF2

エヴァリス公式サイトから引用

エヴァリス オートヒーター ダイヤルブリッジ R100AF2」は、価格としては高めですが、国内生産という点で安心感があります。

また、ヒーターとケーブルの部分が直角に曲げられるので、ケーブルがゆがんでしまうことがありません。

水槽につけた時にスッキリとした印象になります。

ケーブルを水槽の隅にぴったり付けられます!

45㎝水槽おすすめヒーターのまとめ

ここまでの情報をまとめます!

  • ヒーターは3タイプから選ぶ
  • 特にこだわりがなければ「オートヒーター」でOK
  • 価格で選ぶならテトラ
  • 保証や安全機能ならGEX
  • 国内生産がよい方はエヴァリス


熱帯魚を飼う場合、ほとんどの方はオートヒーターで問題はありません。

水草の管理をしっかり行いたい方や、細かい温度調整をしたい方はサーモスタット分離型をおすすめします。

以上、45cm水槽のヒーターについてお伝えしました!

この記事がぴったりのヒーターを見つける手掛かりになれば幸いです。

もう一度比較したい方はこちらからお戻りください。