アクアリウム用品

【おすすめ!】最強の底面フィルター7選と選び方のコツを紹介~各メーカーを比較~  

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この記事はこんな方のための記事です。

・ろ過能力の高い底面フィルターを買いたい
・安くてコスパのよいフィルターを買いたい
・しっかり比較してから選びたい

底面フィルターは、価格が安くろ過能力が高いことで有名です。

また、フィルター部分が見えないため、レイアウトのじゃまにならないのも特徴の1つです。

そんなメリットがある底面フィルターを「使ってみたいな」と考える人は多いのではないでしょうか。

しかし、各メーカーから多くの種類が発売されており、初心者の方は「どれを選べばいいの?」と迷ってしまうこともあります。

熱帯魚水槽歴13年になる私も、以前は選び方が分からず、手を出しづらかったものです。

何を基準に選べばいいのかわからないんですよね。

現在では、30㎝キューブ水槽で底面フィルターを使用しており、底面フィルターの選び方も分かってきました。

そこでこの記事では、底面フィルターの選び方や各メーカーの特徴、おすすめの商品について解説していきます。

この記事を読めば、ご自分の水槽に合った底面フィルターを選ぶことができます。

忙しい方のために、この記事のまとめからお伝えします。

この記事のまとめ

・ろ過能力が高い「水中ポンプ式」がおすすめ
・ベタやエビは水流が弱い「エアリフト式」がおすすめ
・魚を多く飼いたい方は「カミハタリオプラス」
・ベタやエビには「GEX マルチベースシリーズ」
・水草育成には「アクアシステム」がおすすめ

それではくわしく解説していきます。

底面フィルターの選び方

底面フィルター選びで失敗しないために、まずは選び方からお伝えしていきます。

考えるのは基本的にこの2つです。

・エアリフト式か水中ポンプ式か
・他のフィルターと接続できるか

この2つをあらかじめ決めておくとフィルター選びに迷うことはなくなります。

エアリフト式と水中ポンプ式の違い

底面フィルターは、底面にあるフィルターに水を吸い込み、上部から排水する仕組みです。

このとき、底面フィルターの上に敷いている砂利やソイルがろ材の役割をします。

底面フィルターでは、水の流れを作る方法が2種類あります。

エアリフト式」と「水中ポンプ式」です。

水流の強さや、必要なものも変わりますので、違いをくわしくお伝えします。

エアーポンプを使うエアリフト式とは

エアリフト式は、エアーポンプで空気を送り込み、その泡と一緒に水を引き上げる方式です。

エアリフト式の特徴は次のとおりです。

エアリフト式の特徴

・エアーポンプを購入する必要がある

・酸素をたくさん水槽内に取り込める

・水流は比較的穏やか

・ブクブクという音がする

エアーポンプ(ブクブク)を使うので、水槽内にたくさんの酸素が自然に入ります。

酸素は魚やエビ、バクテリアにとっても大切なのでこれはメリットと言えます。

また、水流は穏やかなので強い水流を嫌うエビなどには合っています。

ただ、水槽外にあるエアーポンプの音や、気泡の「ボコボコ」という音が気になることもあります。

静かな部屋で使う場合は、結構気になるかもしれません。

水中ポンプ(モーター)式とは

水中ポンプ式は、電動ポンプの力で水流を起こす方法です。

特徴は次のとおりです。

水中ポンプ式の特徴

・水流は強め

・その分ろ過能力も高い

・モーターが水中にあるため音は静か

・エアレーション効果はない

エアリフト式に比べて水流が強いのが特徴です。

大型の水槽や水深がある場合でもしっかり循環させることができます。

さらに、モーターは水中にあるため、音は響きにくいです

リビングや寝室に設置する場合、エアリフト式よりも快適に使えるでしょう。

デメリットとしては、水流が強いため水流が嫌いな魚にはストレスになる場合があります。

また、エアレーション効果があまりないため、必要に応じてエアーポンプを追加しなくてはいけない場合もあります。

水中ポンプ式がおすすめ

どちらかを選ぶとすると、私は「水中ポンプ式」をおすすめします。

エアーポンプ式に比べて水の循環がよくなりますし、何よりもポコポコというエアーの音がしないのがいいです。

もし、特にこだわりがなければ水中ポンプ式を選ぶとよいでしょう。

他のフィルターと接続できるかで選ぶ

底面フィルターの中には、他のフィルターと接続し、ろ過能力を高めることができるものがあります。

「ちょっとろ過能力が足りないな」と思ったときに接続できると、水槽をサイズアップした時などにまた使用することもできます。

ただ、2つフィルターがあるので、水槽回りがごちゃごちゃした印象になります。

底面フィルターだけでも十分なろ過能力があるため、こちらは「できればいい」くらいの感覚で考えるのがよいでしょう。

おすすめの底面フィルター7選

ここでは、数ある底面フィルターの中から特におすすめの7つをピックアップしました。

それぞれのスペックや特徴を比較表にまとめているので、自分の水槽環境にぴったりの一台がきっと見つかります。

なお、エアリフト式のものは、別にエアーポンプが必要になります(1000円~3000円くらい)。

名称ニッソー
バイオフィルター30
GEX マルチベース
フィルター S
GEX マルチベースフィルター L

カミハタ リオプラス 底面フィルターセット
寿工芸 ボトムボックス600
アクアシステム プロジェクトフィルター プラス
エーハイム 底面直結フィルター
メーカーマルカン(ニッソー)GEXGEX神畑養魚(カミハタ)寿工芸アクアシステムエーハイム
価格約500〜
800円
約600〜
800円
約1000~
1300円
約3000〜
4000円
約1200〜
1700円
約6000~
7000円
約6600〜
7300円
対応水槽幅30cm水槽幅30cm水槽幅60cm水槽30〜60cm水槽60cm水槽(3枚で)45〜60cm水槽〜75cm水槽
方式エアリフト式
(水中ポンプ接続可)
エアリフト式エアリフト式水中ポンプ式エアリフト式水中ポンプ式外部フィルター
直結式
特徴・小型水槽向き・1枚が小さいので敷き詰めやすい・大きな面積でのろ過が可能・水流が強くろ過も強力・60cm用の中は安め・水流が強くろ過能力高め・外部フィルターにプラス
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それぞれの特徴をもう少しくわしく見ていきたい方は、次の章を参考にしてください。

目的別にどの底面フィルターがおすすめかを解説していきます!

ニッソー バイオフィルター30

ニッソー バイオフィルター30」の特徴は次の通りです。

ニッソーバイオフィルタ―30の特徴

・エアリフト式
・水中ポンプとも接続可
・価格が500円程度とかなり安い
・ニッソーの上部フィルターと接続可
・排水口が広く、水流が穏やか

価格も500円を切るくらい安いので「試しに使ってみようかな」という方にはおすすめのフィルターです。

通常はエアリフトで使用しますが、排水口が広く水流が強くならないところが特徴です。

ベタなど水流が苦手な魚にはぴったりです。

また、ニッソーの水中ポンプや上部フィルターとも接続できるので、ろ過能力が物足りなくなった時に拡張することができます。

ニッソー公式サイトから引用

こちらの水中ポンプを付けると、ろ過能力がさらに上がりますので、おすすめです。

GEX マルチベースフィルター S

「マルチベースフィルター S」は、30cm水槽などの小型水槽に最適な薄型・スリム設計の底面フィルターです。

マルチベースフィルター Sの特徴

・小型水槽向き
・上部フィルター・外部フィルター・外掛けフィルターと接続可
・排水口が広く、水流が穏やか
・プレートは縦横どちらにも組み替えられる。

プレート4枚を縦横どちらにでも組むことができるので、水槽の形やレイアウトに合わせて自由に形を変えることができます。

コンパクトで設置しやすく、はじめて底面フィルターを使う方にもおすすめのモデルです。

また、GEX製の上部フィルター・外掛けフィルター・外部フィルターなど多種との接続ができるので、拡張性が高いです。

GEX公式サイトより引用

他のフィルターと組み合わせて使いたい」という方にはおすすめの底面フィルターです。

GEX マルチベースフィルター L

GEXの「マルチベースフィルターL」は、14×7cmのプレートを自由に組み合わせて、60cm水槽に最適な広さに調整できます。

マルチベースフィルター Lの特徴

・60cm水槽向き
・上部フィルター・外部フィルター・外掛けフィルターと接続可
・排水口が広く、水流が穏やか
・プレートは縦横どちらにも組み替えられる。


さきほど紹介した「マルチベースS」よりも大きな水槽に対応した商品です。

マルチベースSがプレート4枚に対して、マルチベースLは9枚になっています。

小さめのプレートを組み合わせるので、水槽の幅ぎりぎりまで敷き詰めることができます。

マルチベースSと同様に多種のフィルターと組わせ可能なので、45~60cm水槽をお持ちの方にはおすすめの底面フィルターです。

カミハタ リオプラス 底面フィルターセット

「カミハタ リオプラス」は、水中モーター「Rio+180」をセットにしたパワフルな底面フィルターです。

カミハタ リオプラスの特徴

・水中ポンプ式でろ過能力が高い。
・水流は強め
・流量調整もできる。

毎分約3.6Lの水流で強力に底床を通水できるため、魚が多い水槽や汚れがたまりやすい環境にぴったりです。

ろ過能力の高い水中ポンプ式です。

エアリフト式よりも水流は強めですが、調整できるようになっているため、弱めに設定することもできます。

カミハタ公式サイトから引用

数多くの熱帯魚を飼いたい方や、金魚など大きめの魚を飼いたい方にはろ過能力が高い水中ポンプ式をおすすめします。

こちらは東日本用と西日本用がありますので、間違えないようにご注意ください。

寿工芸 ボトムボックス600

ボトムボックス600の特徴

・60㎝水槽向き
・エアリフト式
・エアストーンを使わず、細かい泡が出る静音設計

寿工芸の「ボトムボックス600」は、エアストーンを使わずに微細な泡を出す設計で、とても静かに運転できます。

エアーチューブを直接差し込む部分があり、泡が拡散される設計になっています。

一般的に泡が細かいほうがポコポコという音がならないため、音を気にする方にはちょうどよい商品です。

コトブキ工芸公式サイトから引用

3枚構成のプレートで60cm水槽にジャストサイズ。さらに連結して拡張も可能です。

アクアシステム プロジェクトフィルター プラス

「プロジェクトフィルター プラス」は、ろ過効率を高めるために設計された本格派の底面フィルターです。

プロジェクトフィルター プラスの特徴

・60㎝水槽向き
・水中ポンプ式
・ろ過能力高め
・水草育成もできる

水中ポンプ式で流量が強く、ソイル使用時も詰まりにくい側面吸水構造になっています。

通常は同社から出ているプロジェクトソイルと一緒に使用することが推奨されています。

ソイルを使用することを前提に作られているため、水草育成にも向いています。

こちらも東日本用(50Hz)と西日本用(60Hz)がありますので、ご注意ください。

エーハイム 底面直結フィルター

こちらは、外部フィルターを使用している方向けの商品です。

「エーハイム 底面直結フィルター」は、外部フィルターとホースで直接接続できるタイプの底面フィルターです。

すでにエーハイムの外部フィルターを使っている方や、長期的な水質安定を重視したい方におすすめの製品です。

こんな人にはこれ!おすすめの底面フィルター

底面フィルターにはさまざまな種類がありますが、

水槽サイズや飼育スタイルによって最適なものは変わってきます。

ここでは目的別におすすめの底面フィルターを紹介していきますので、

「どれを選べばいいか迷っている…」という方はぜひ参考にしてみてください。

魚をたくさん飼いたい方は「カミハタ」

小型熱帯魚をたくさん飼いたい、金魚など大きめの魚を飼っているという方は、高いろ過能力が必要になります。

そんな時には水中ポンプ式の「カミハタ リオプラス底面フィルターセット」をおすすめします。

価格も抑えられている割に、水中ポンプも付いているので、迷っているのであればぜひ使用してみてください。

エビやベタなどを飼っている方は「GEX マルチベースシリーズ」

エビやベタなど強い水流を嫌う生き物を飼っている方には「GEX マルチベースシリーズ」をおすすめします。

30~45㎝水槽には「マルチベースS」、60cm水槽には「マルチベースL」がおすすめです。

価格も安く、プレートの組み替えもできるので、どのような形の水槽にもぴったり合わせることができます。

水草育成には「アクアシステム プロジェクトフィルター プラス」

水草育成はソイル(土)で行うのが基本です。

底面フィルターでは水草育成はやや難しいのが通常ですが「アクアシステム プロジェクトフィルター プラス」はもともと水草育成を視野に入れて作られています。

水草が生えているキレイな水槽を底面フィルターで作りたい方にはおすすめです。

まとめ|最強の底面フィルターを選んで快適アクアリウムを!

この記事では、底面フィルターの魅力とおすすめ製品についてご紹介してきました。

ここまでをまとめます。

この記事のまとめ

・水中ポンプ式はろ過能力が高いのでおすすめ
・ベタやエビはエアリフト式がおすすめ
・魚を多く飼いたい方は「カミハタリオプラス」
・ベタやエビには「GEX マルチベース」
・水草育成には「アクアシステム」がおすすめ


それぞれメーカーの特徴を生かし、ぜひご自分にあった底面フィルターを選んでみてください。

名称ニッソー
バイオフィルター30
GEX マルチベース
フィルター S
GEX マルチベースフィルター L

カミハタ リオプラス 底面フィルターセット
寿工芸 ボトムボックス600
アクアシステム プロジェクトフィルター プラス
エーハイム 底面直結フィルター
メーカーマルカン(ニッソー)GEXGEX神畑養魚(カミハタ)寿工芸アクアシステムエーハイム
価格約500〜
800円
約600〜
800円
約1000~
1300円
約3000〜
4000円
約1200〜
1700円
約6000~
7000円
約6600〜
7300円
対応水槽幅30cm水槽幅30cm水槽幅60cm水槽30〜60cm水槽60cm水槽(3枚で)45〜60cm水槽〜75cm水槽
方式エアリフト式
(水中ポンプ接続可)
エアリフト式エアリフト式水中ポンプ式エアリフト式水中ポンプ式外部フィルター
直結式
特徴・小型水槽向き・1枚が小さいので敷き詰めやすい・大きな面積でのろ過が可能・水流が強くろ過も強力・60cm用の中は安め・水流が強くろ過能力高め・外部フィルターにプラス
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もしまだ、底面フィルターでいいのか迷っている方はこちらの「フィルター選びガイド」をご覧になってください。

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