熱帯魚育成

ケンカや水草の食害を避ける!初心者が熱帯魚を選ぶ5つのポイント!

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・どの熱帯魚を選べばいいか迷ってしまう。
・初心者におすすめの熱帯魚を知りたい。

基本的には気に入ったものでいいのですが
トラブルになってしまう種類もいます!

「水槽にどの熱帯魚を入れるか」を考えることは水槽を持っている人の醍醐味です。
ただ、たくさんの種類の中にはあなたの水槽に合わないものもいます。

私は今まで30種類以上の熱帯魚を飼ってきましたが、やはり中には「入れなければよかった・・・」と後悔するものもいました。

しかし、今では何に注意して飼えばよいのかがわかっていますので、トラブルを回避し、楽しく水槽を見ることができています。

この記事では、水草水槽に入れる熱帯魚を選ぶときに気を付けるべきポイントをお伝えします。このポイントを知っておくだけで、ストレスを感じることがなくなりますし、困ってもう1つ水槽を用意しなければいけないということもなくなりますよ。

他の魚と混泳ができるかどうかを確かめる

混泳は、他の種類の魚と同じ水槽で泳がせることです。

種類によっては、他の種類の魚を攻撃したり、追いかけまわしたりして混泳できないものもあります。

色や形がキレイだといって、初めから攻撃的な魚を飼ってしまうと、その種類しか買えなくなってしまい、他の種類を入れたくなった時に、もう1つ水槽を用意しなくてはいけなくなってしまいます。

それは大変ですし、追いかけまわしている様子を見ても楽しいとは思えないので、他の魚と混泳できる種類かどうかを確かめることは必要です。

混泳できない代表的な種類

エンゼルフィッシュ、ディスカス、スマトラ、ベタ、アベニーパファーなど

また、魚同士でなくエビを食べてしまう種類のものもありますので、こちらも気をつけてください。

水草水槽を管理しようと思うと、コケ取りのためにエビが必須になります。エビに対して攻撃的な種類についても避けるのが無難です。

(アベニーパファーはエビを攻撃することが多いので、「混泳できない」に入れました。)

なぜエビを入れる必要があるのかを知りたい方は【コケ取り】ミナミヌマエビをおすすめする理由!をご覧ください。

繁殖する魚かどうかを確かめる

熱帯魚の中には、水槽の中で自然に繁殖し、子どもを産む種類もいます。

繁殖しやすい種類

グッピー、プラティなど

逆に、ショップで売っている他の種類の熱帯魚は、素人が水槽で飼っているだけでは繁殖しません。

繁殖する魚のほうが増えていいんじゃないの?

繁殖する魚は楽しいが、数が増えすぎてしまった場合に困ります。数が増えてしまうと、エサやフンで水が汚れやすくなったり、魚にストレスがかかったりしてしまうからです。

水が汚れてしまうと、コケが多くなったり水が臭くなったりしますので、熱帯魚の数を増やしすぎないことが大切です。慣れないうちは、繁殖しない魚をいれて飼育することをおすすめします。

水草を食べてしまう魚かどうかを確かめる

水草を食べてしまう・抜いてしまう種類

・プレコの仲間
・ラミーノーズテトラ(水草を引っ張ってしまうことがある)

水草水槽を作るのであれば、水草を食べてしまう、抜いてしまう魚かどうかを確かめておくことが必要です。

せっかくレイアウトしたものを、抜かれてしまうと台無しになってしまいます。

ラミーノーズテトラは人気の種類でショップにもよく売られていますが、私の水槽では水草を引っ張っている様子がよく見られました。

個体によって違うこともありますが、そういった様子も見られますのでお伝えしておきます。

水草水槽でもエサを食べられるかを確かめる

熱帯魚は、主に泳ぐ場所が決まっています。中には、底に落ちているエサをほじくるようにして食べる種類もいます。

水草水槽では、主に底の部分には水草が植えられていますから、そのような種類からするとエサが食べづらくなってしまいます。

また、エサを探す際に水草をほじくられてしまうことも考えられます。

水草上でエサが食べづらい種類

・コリドラスなど、底でエサを食べる種類

コリドラスはその代表的な熱帯魚です。前面に水草が植えられている水槽に入れるのであれば避けるほうがよいでしょう。

以前水草水槽でコリドラスを飼育してみましたが、やはりエサが食べづらそうで、水草もほじくられてしまいました。コリドラスと水草水槽の相性は微妙と言えます。

もし、どうしてもコリドラスを飼いたいのであれば、一部分だけ底の部分に砂を敷くなど、エサが食べやすい状態を作ってあげることが必要です。

水槽に入った時の色合いを考える

水草水槽は主に緑色が映える水槽になります。ここにシルバーなど地味な色の熱帯魚だけを
入れてしまうと、水草ばかりが目立ち、熱帯魚が目立たなくなってしまいます。

もちろん、それはそれでよいのですが、色合いがきれいな熱帯魚を入れるとより華やかな印象になります。

ここは好みの問題になりますので、好きな色の熱帯魚を飼えばいいです。ただし、全体とのバランスを考えて入れるとよりよい水槽になるはずです。

これはあくまで参考程度で考えてください。

水草の色合いと、魚の色合いを考えて飼うといいです。

まとめ

以上熱帯魚を入れる時に確認するべき5つのポイントについてお伝えしました。

熱帯魚を入れる時は一番楽しいときかもしれません。しかし、トラブルになってしまってはつまらないものになってしまいますので、水草と熱帯魚を眺める時間がさらに楽しいものになるよう、気を付けて購入をしてください。

みなさんの水草水槽ライフがよりよいものになるように願っています。

それではまたお会いしましょう!